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『泣きたい私は猫をかぶる』本編映像含むヨルシカの主題歌MV公開 志田未来&花江夏樹コメントも

2020年04月22日 18:02  リアルサウンド

リアルサウンド

『泣きたい私は猫をかぶる』(c) 2020 「泣きたい私は猫をかぶる」製作委員会

 6月5日公開の映画『泣きたい私は猫をかぶる』より、ヨルシカによる主題歌「花に亡霊」のMVが公開された。


参考:寿美菜子、小野賢章らが集結 スタジオコロリド最新作『泣きたい私は猫をかぶる』追加キャスト発表


 本作は、『ペンギン・ハイウェイ』で第42回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞、ファンタジア国際映画祭今敏賞(ベストアニメーション賞)を受賞したスタジオコロリドの最新作。


 クラスで「ムゲ(無限大謎人間)」というあだ名で呼ばれるちょっと変わった中学2年生の笹木美代は、まっすぐで熱烈な恋に落ちている。思いを寄せるクラスメイトの日之出賢人に毎日果敢にアタックを続けるが、全く相手にされない。それでもめげずにアタックを続ける彼女には、誰にも言えないとっておきの秘密があった。


 監督を務めたのは、『美少女戦士セーラームーン』シリーズ、『ケロロ軍曹』シリーズなども手掛けた佐藤順一と、スタジオジブリで『千と千尋の神隠し』に携わった柴山智隆。脚本は、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』『心が叫びたがってるんだ。』『空の青さを知る人よ』の岡田麿里が担当する。そして、志田未来と花江夏樹が多感で繊細な中学2年生のムゲ役と日之出役でW主演。また、ムゲを「猫」世界へと導く謎のお面屋・猫店主役で山寺宏一、ムゲと日之出の担任教師役でおぎやはぎの小木博明らが集結した。


 ヨルシカは本作で、主題歌「花に亡霊」、挿入歌「夜行」を担当。公開されたMVは、これまでヨルシカのMVを数度手掛けてきた「ぽぷりか氏」がディレクターを務め、映画本編のさまざまなシーンを使って構成されており、初公開となる場面も登場する。


 ぽぷりか氏は、「映画本編とは違ったヨルシカのMVらしい空気感が出るようにという意図のもと編集しており、表現豊かなムゲの表情や仕草と、後ろ姿ばかりであまり表情の読めない日之出君が何を考えているのか、イメージしながら見ていただけると嬉しいです」と映像の出来栄えに自信を覗かせる。


 さらに、本MVについて映画でW主演を務める志田と花江からコメントが到着。ムゲを演じる志田は、楽曲について「私自身、学生時代のあの夏を思い出して甘酸っぱい気持ちになりました。ムゲの真っ直ぐなところや純粋さを意識してお芝居をしていたので、ヨルシカさんの曲がムゲの気持ちとマッチしていて、物語をさらに深く感じさせてくださると思いました」と、ヨルシカの歌声を絶賛。


 日之出を演じる花江は、「歌詞が作品とリンクしていて思わず涙がこぼれてしまいますね。ムゲが大人になっていく姿と段々力強くなっていく音が重なって惹き込まれてしまいました」と、本作と重ね合わせつつ楽曲の魅力についてコメントを寄せている。


■コメント
●志田未来(笹木美代/ムゲ 役)
自分に素直になれない気持ちや抑え込んでしまっている気持ちをゆっくりと解放してくれるようなヨルシカさんの美しい歌声と、儚くも抑揚のあるメロディーがとても素敵な曲だと思いました。私自身、学生時代のあの夏を思い出して甘酸っぱい気持ちになりました。ムゲの真っ直ぐなところや純粋さを意識してお芝居をしていたので、ヨルシカさんの曲がムゲの気持ちとマッチしていて、物語をさらに深く感じさせてくださると思いました。


●花江夏樹(日之出賢人役)
泣き猫の雰囲気にとても合った音と切なくもすっと入ってくる歌声がとても素敵だと思いました。歌詞が作品とリンクしていて思わず涙がこぼれてしまいますね。ムゲが大人になっていく姿と段々力強くなっていく音が重なって惹き込まれてしまいました。
「花に亡霊」は、泣き猫にぴったりな楽曲だと思います!


(リアルサウンド編集部)