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大阪名物「551蓬莱」、注文殺到でサイトに繋がりにくい事態 原因はツイッターの勘違い投稿

2020年04月22日 13:21  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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大阪名物「551蓬莱」の豚まんに注文が殺到している。製造販売する蓬莱の通販サイトで4月21日、一時的につながりにくい事態が発生した。同社によると、大量のアクセスが集中したためだという。

原因は、SNS上の投稿だった。ツイッターでは同日から「551の蓬莱が通販してる」「これは激アツ!ついに通販スタート」などと同社が通販サイトを開設したと思わせる投稿が相次ぎ、注文者が続出したようだ。

だが、これはまったくの誤解。通販サイトは2009年に開設。電話による通信販売は1994年から続けており、当時から全国に豚まんを届けていた。

「製造能力を超える受注が入りました為、 受注を制限させていただきます」


新型コロナウイルスに伴い、外出自粛が広がる中、通常は店頭でしか購入できない仙台銘菓「萩の月」が期間限定でオンライン販売を始めるなど"お取り寄せできるご当地グルメ"が注目を集めている。今回のツイッターもこうした動きから生じた投稿者の勘違いだと思われる。

同社広報はキャリコネニュースの取材に、

「店舗では短縮営業や臨時休業を迫られる中、ネット通販では徐々に売上を伸ばしていて4月中旬は通常時の1.5倍ほどでした」

と明かす。今回の投稿以降の注文分はまだ集計できていないが、引き続き注文が伸びていくと見ている。

通販サイトでは、4月24~26日到着分の注文について「製造能力を超える受注が入りました為、 受注を制限させていただきます」と案内。さらに

「一つ一つ手包みで豚まんを製造している関係上、理解とご容赦頂きますようお願い申し上げます」

と断りを述べている。同社では豚まんのみで1日約2万個まで製造できるといい、これを超える注文が入ったことになる。