オードリーの若林正恭さんが4月19日放送の「オードリーのオールナイトニッポン」(ニッポン放送系)で、以前からハマっているバトルロイヤル形式のオンラインゲーム「Apex Legends」 をプレイした時のエピソードを語った。
同ゲームは、オンライン上の3人が1つのチームを作成。全20チームがフィールド上の銃や防弾チョッキなどを回収しながら対戦し、最後との1グループに残ることを目指す。(文:石川祐介)
仲間同士で殴り合い発生 若林が取った行動は?
ゲーム上では、時間が経過するとオレンジ色の壁がフィールド内を包み、行動可能範囲が狭まって敵と遭遇しやすくなる仕様になっている。若林さんは
「オレンジの壁の外にいるとダメージを食らうから、(内側に)戻んなきゃいけないんだよ。オレンジの壁のギリギリの所にいたら、いきなり仲間からバコーンって殴られてオレンジの外に吹っ飛んだ。パワーゲージが減るから(内側に)戻ったら、先回りされてまたバコーンって殴られてデーンって死んじゃった」
とチームプレイヤーから陰湿なイジメを受けた経験を明かした。
若林さんは「今度は俺以外の2人がいきなり殴り合いを始めた」と続け、仲間に殴られることは珍しくないという。
「AとBが喧嘩していて明らかに『AがBをイジメているな』って見えたから、(仲裁する方法がなく)俺はAを殴ったのね。そうしたら、3人でしばらく無言で立ち尽くすっていう時間が流れた」
とオンラインゲームでありながら、学生の喧嘩みたいな雰囲気を味わった、と語った。
人見知りならぬ"オンライン見知り"を発揮
さらに、オンラインゲームならではの苦労も語る。同ゲームはチームメイトと通話しながらプレイできるのだが、自分以外の2人が友達同士だった時に
「死んだら蘇生させることできるんだけど、(俺が死んだ時に)『うわっダルい』『どうする助けに行く?』『動きあんまりだったから良くね?』って」
と生々しいやり取りを耳にしてしまったようだ。
若林さん自身は、人見知りならぬ"オンライン見知り"であり、知らない人とコミュニケーションを取ることに抵抗があるため「『ゴー、ゴー、ゴー』って言って、外国の人のフリをしている」とオンラインゲームでの立ち居振る舞いに苦労しているようだ。
外出できず、ストレスをゲームで解消しようとしている人は多そうだが、オンラインゲームでかえってストレスを感じてしまう人は意外といるのではないだろうか。