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韓国No.1恋リア『HEART SIGNAL3』第3話ーー恋の矢印は“一極集中”も、終盤に波乱が……?

2020年04月21日 18:02  リアルサウンド

リアルサウンド

(c)ABEMA

 韓国の人気No.1恋愛リアリティショー『HEART SIGNAL(ハートシグナル)』。容姿端麗な男女6人が、シェアハウスで1ヶ月共同生活を開始。そこで巻き起こるラブバトルを描いた番組だ。日本ではABEMAにて放送されている。


 「入居中は、自分から異性に直接告白できない」「毎晩0時になると、気になる異性に匿名でメールを送る」といったルールで、三者三様の恋愛模様が展開。核心を突けない状態で異性にアプローチせねばならない“駆け引き”や、誰が恋のライバルか探る“心理戦”が大きな見どころだ。


 加えて、スタジオにいる著名人が「入居者の誰が誰を好きか(ラブライン)」を当てると賞金がもらえる、という2軸の構成になっている点が特徴。わずかなヒントからラブラインを予想しなければならないという“謎解き要素”も好評を博し、これまでに2シーズンが製作されるほどの過熱ぶりを見せている。


 4月15・16日に放送された第3話(前編・後編)では、お互いの職業を知ったことで打ち解け始めたメンバーが、より親密になっていく姿や、第2話で描かれた「プレゼント選び」の“真相”が明かされる、気になる展開も……。ラブラインは、どう変化していくのだろう?


(参考:韓国No.1恋リア『HEART SIGNAL3』第1話&2話ーー序盤から男女の心理戦が激化!


 以下、第3話の見どころをレポートする。本編のネタバレもあるため、ご注意いただきたい。


 まずは、前回までを軽くおさらいしよう。それぞれの職業が判明し、チョン・イヌはIT企業のエンジニアリングマネージャー、チョン・イドンは動物の模型を作る造形作家、イム・ハンギョルはブランディングディレクターだった。対する女性陣は、イ・ガフンが獣医大の学生、ソ・ミンジェが整備士、パク・ジヒョンが医科大学のインターンであることが分かった。それらの結果を反映した前回までのラブラインは、以下の通り。


《男性》
イヌ→ジヒョン
イドン→ミンジェ
ハンギョル→ジヒョン


《女性》
ガフン→イヌ
ミンジェ→ハンギョル
ジヒョン→イヌ


 ジヒョンとイヌが2票ずつを獲得することになったが、ラブラインはどう動いていくのだろう? ここからが、最新の第3話で描かれた内容になる。


 第3話のトピックスは、大きく分けて3つ。「イドンの切なさ」「ジヒョンの真意」「デート申し込みカード」だ。1つずつ、見ていこう。


 まず、「イドンの切なさ」について。今回は“イドン回”といえるほど、彼を中心に据えた内容になっている。まずは2日目のメールタイムから。イヌにはガフンとジヒョンからメールが届くが、イドンには1通も届かず……いたたまれなくなった彼は寝室を離れ、リビングで独り過ごすのだった。


 翌日、イドンはハンギョル、ジヒョンと3人で朝食をとることに。初日は、ジヒョンが気になっていたイドン。調理時間は貴重なアピールタイムだが、スマートなハンギョルにリードされ、曖昧な笑顔を浮かべるだけになってしまう……。その後、ジヒョンと買い出しに行くことになってようやく彼のターンが来たかのように思えたが、なぜかハンギョルもついてくることに。その後も決定打に欠けたまま、買い物は終了。落ち込みつつも、自主的にハウスの中を掃除し、料理の下ごしらえを行う“いい人”イドン。この行動が、最後に小さなサプライズを運んで来るのだった……。


 夕食時、ジヒョンが食事をこぼしてしまったことに気づいたイドンは、すぐさま立ち上がりティッシュペーパーを取りに向かう。負けじとイヌも追いかけるが、掃除をしているおかげで家中の物の配置に詳しいイドンに軍配が上がる。ジヒョンに御礼を言われたイドンは、思わず照れ笑い。後手に回り続けた男が、最後に少しだけ報われた瞬間だった。


 続いては、「ジヒョンの真意」。兄夫婦との会話の中で、彼女が意中の相手と2日目のプレゼント交換の際の裏話を告白する! 


 男性陣の印象を聞かれ、「ハンギョルさんは漫画から出てきたような美少年。服のセンスも褒めてくれる。イヌさんは色白で背が高い。ホッキョクグマにすごく似てる」と語ったジヒョン。「タイプなの?」と聞かれてはにかみながら、「彼、一重なの」と続ける彼女の表情からは、好きがにじみ出ているように見える。ただ、「イドンさんはすごく印象がいい。優しくて性格もいい。すごく気が合うし、恋愛の価値観が近い」とも語り、まだまだ断言は早そうだ。


 しかし、「気になる人はいる?」という質問にジヒョンは「2日連続で、その人の前でご飯を食べたの。何度も目が合ってドキドキした」と告白! さらに「プレゼントも好きになっちゃいそうだから、彼が用意してくれたものが分かってたけど、違うのを選んだ」と続ける。この発言から、ジヒョンがイヌを想い続けていることが確定。


 さらに、第2話でさりげなく自分のプレゼントがどれかアピールをしたイヌ(自分のプレゼントがどれかを男性が女性に伝えるのはNG)の作戦が、見事に成功していたことも判明する。当日は思惑が外れたかと勘違いし落ち込んでいたイヌだったが、実際はその逆だったのだ。


 これらの出来事を踏まえて、最新のラブラインはどう動くのか? 導き出された答えは、以下の通り。


《男性》
イヌ→ジヒョン
ハンギョル→ジヒョン
イドン→ジヒョン


《女性》
ガフン→ハンギョル
ミンジェ→イドン
ジヒョン→イヌ


 なんと男性陣の矢印が、全員ジヒョンに集中! 一方、女性陣は見事にばらける。正反対の結果となったが、まだまだ波乱は起こりそうだ。その火付け役となりそうなのが、最後のトピック「デート申し込みカード」である。


 これは、男性陣がカードにイラストとメッセージを匿名で描き、その内容を気に入った女性陣とデートする、というもの。女性陣のもとに用意されたカードには、「陶芸教室に行った」というもの、海に夕日が沈むイラストと共に「僕と過ごす時間をいい思い出に」とメッセージが書かれたもの、黄色と緑の抽象画に「特別なことをしなくても、いい人と一緒にいる時間は楽しい」と書かれたもの。


 じゃんけんで勝ったミンジェが2枚目、ジヒョンが3枚目を選び、イドンが1枚目となった。カードを書いた人物と、デートの内容が描かれるのは次回の第4話。続きが大いに気になるところだ。そして、このデートをきっかけにラブラインに大きな変動が起こりそうな予感も……。次回も、目が離せない展開になりそうだ。


(SYO(映画ライター))