リンクライブは4月21日、「新型コロナウイルス感染拡大に伴うリモートワークの実態」の調査結果を発表した。調査は4月にネット上で実施し、リモートワークを導入している20代以上の会社員201人から回答を得た。
リモートワークにより、40代以上の“ベテラン世代”の70.4%が「無駄と感じていたコミュニケーションの時間から解放された」と回答。20~30代の“若手世代”(65.0%)を上回ったが、いずれも7割がそう感じているようだ。
30代女性「忙しい中でも常に話しかけてくる上司から離れて仕事ができる」
「無駄な会議のストレスから解放された」と答えた人も、ベテラン世代(75.4%)が若手世代(65.7%)を上回った。具体的には、
「会議などの場では、無駄な時間を過ごすことなくスムーズに進行でき、早く切り上げることができるようになったのが利点と感じた」(40代女性)
「無駄な会議等がなくなり、快適に働くことができている」(20代女性)
などの声が寄せられた。
また全体の6割程度が「自分のペースで仕事ができるようになった」(57.2%)と回答。年代別に見ると、「若手世代」(58.5%)が「ベテラン世代」(54.1%)をわずかに上回った。若手世代からは、
「忙しい中でも常に話しかけてくる上司から離れて仕事ができるので自分のペースで作業が進みやすい」(30代女性)
「自分のペースでできるので、丁寧に納得いく仕事ができる」(30代女性)
という意見が目立った。
新型コロナウイルス騒動が収まった後のリモートワークについては、「継続したい」(53.2%)が「継続したくない」(23.4%)を大きく上回った。年代別に見ると、「継続したい」は若手世代52.2%、ベテラン世代55.8%となった。