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メーガン妃、ディズニー作品のナレーター役を引き受けた理由明かす

2020年04月21日 12:02  Techinsight Japan

Techinsight Japan

ナレーター役を務めたことに感謝の意も示したメーガン妃
朝の情報番組『Good Morning America』は米時間20日、ドキュメンタリー『Elephant』でナレーター役を務めたメーガン妃のインタビューを公開した。短いインタビューのなかでメーガン妃は、ゾウという生き物に対する印象や、このプロジェクトを引き受けた理由などを語っている。

今月3日、「Disney+」よりストリーミングが開始されたドキュメンタリー『Elephant』は、メーガン妃がナレーターを務めたことで大きな注目を集めた。アフリカゾウのシャニ(Shani)&ジョモ(Jomo)らが織りなす1600kmの壮大な旅の軌跡を追った同ドキュメンタリーは、カラハリ砂漠の過酷な自然と闘いながら冒険を続けるゾウ達の愛の物語で、昨年10月末にヘンリー王子同伴のもと、ロンドンの「Pinewood Studios」でレコーディングが行われた。

メーガン妃がナレーター役をゲットした経緯については、「ヘンリー王子がディズニーCEOに必死に営業をかけた」、「夫妻はナレーター役の報酬を受け取る代わりに、ディズニー側へ自分達がサポートするチャリティー団体『Elephants Without Borders』への寄付を募った」といった報道が飛び交ったのだが、それがちょうど夫妻が王室離脱の意思を表明した直後だったため、夫妻は「英王室よりハリウッドを選んだ」とさらなるバッシングにさらされてしまった。しかし実際には、夫妻は2017年に婚前旅行で訪れたボツワナ共和国で同ドキュメンタリーのディレクター、マーク・リンフィールド氏、ヴァネッサ・バーロウィッツ氏と対面しており、当時からメーガン妃がアフリカゾウの生態に非常に興味を抱いていたことや、ディレクターらが「Elephants Without Borders」の活動に感銘を受けたことなども今回のコラボ実現に関係していたようだ。

肝心のメーガン妃のナレーターとしての力量には、「まるで天使のような美しい声」「アフリカの壮大な風景とメーガンの美しい声に癒される」といったポジティブな意見と、「大根役者ぶりがナレーションにも出ている」「ディズニーによる致命的な人選ミス」と酷評する声の両方があがっており、英各紙によるレビューは5段階の「2」や「3」と概ね低評価にとどまっている。

そんな『Elephant』のストリーミング開始から2週間半が経過した米時間20日、朝の情報番組『Good Morning America』がメーガン妃のインタビューを放送した。ゾウ達のストーリーにスポットライトを当てたプロジェクトに参加する機会に恵まれたことを「大変ありがたく思っている」と述べたメーガン妃は、

「優れた記憶力や群れと密接な関係を保つところ、そして子供達を守ろうとする本能などゾウ達は私達人間と非常によく似ていると思います。」

と明かし、過去にゾウや他の野生動物達と間近で触れ合う体験ができたことを「大変幸運でした」と振り返るとともに、「私達には野生動物の保護という果たさなければならない使命があります」と力強く語った。またこのたびナレーターを引き受けた理由については、

「彼らの前に立ちはだかる障害についてより認識を深めることで、私達はお互いや動物達、またこの地球のことをもっと違った形でいたわり合うことができると思います。」
「そういった意味でも、このストーリーを伝える役目を担うことは私にとって非常に重要なことです。」

と明かしている。

ちなみに『Good Morning America』は当初、あたかもメーガン妃が同番組に生出演するかのような謳い文句で宣伝していたため、大きな期待を寄せるファンが多かったのだが、このインタビューは昨年夏に妃がナレーションを担当するよりも前に収録されたものだった。王室離脱後初のテレビ出演を楽しみにしていたファンにとって物足りない内容となってしまった感も否めないが、多くの芸能メディアがこの未公開インタビューを大きく取り上げていることから、世間の妃に対する関心は引き続き高いことがうかがえる。
(TechinsightJapan編集部 c.emma)