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「ジョーダン ブランド」商標訴訟で中国企業が敗訴、8年にわたる法廷での争いに決着

2020年04月20日 21:37  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

Qiaodan Sports 公式サイトより
ナイキの「ジョーダン ブランド(JORDAN BRAND)」の商標を巡り、マイケル・ジョーダン(Michael Jordan)が中国のスポーツウェア会社「Qiaodan Sports」に対し起こしていた訴訟について、中国の裁判所がジョーダンを支持する判決を下したと海外のメディアが報じた。

 複数のメディアによると、Qiaodan Sportsはジョーダンの中国語訳にあたる「Qiaodan」をブランド名に採用したほか、ナイキのエア ジョーダン シリーズの「ジャンプマン」に類似したバスケットボール選手のシルエットデザインをロゴに使用していた。
 今回、最高裁判所が下した判決によりジョーダンは、中国全土において名称と知的財産を保護する権利を認められ、Qiaodan Sportsはジョーダンの中国語表記「喬丹」をブランド名に使用できなくなった。法廷での争いは8年に及んだという。なお本件に関して、ナイキ側はコメントを差し控えた。
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