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京王電鉄、各駅でツバメの巣作りに備えた「フン受け板」今年も設置

2020年04月18日 21:02  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
京王電鉄はツバメが巣作りを行う春から初夏にかけて、各駅にツバメの「フン受け板」を設置する。同社は2014年度から、認定NPO法人バードリサーチの協力を得て、毎年この時期にフン受け板の取付けを実施している。

フン受け板は駅利用者や床へのフンの落下を防ぐため、各駅のツバメが巣作りを行うと思われる箇所に取り付けている。「近年、里地・里山の減少や巣作りに適した軒下がある日本家屋が減少していることから、ツバメが駅に巣を作ることが増えている」と京王電鉄。ツバメの住環境にも配慮した生物多様性施策の一環として、今年も実施する。

フン受け板には、ツバメが卵から産まれて巣立つまでの姿をイメージしたイラストと、京王電鉄キャラクター「けい太くん」、京王線5000系キャラクター「しんごくん」をデザイン。設置期間は7月頃までを予定している。(佐々木康弘)