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一般から募集したニットアイテムを巨大な作品に、モトヒロ タンジが共同プロジェクトをスタート

2020年04月16日 14:32  Fashionsnap.com

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「knit all together」プロジェクトイメージ Image by: Motohiro Tanji
「モトヒロ タンジ(Motohiro Tanji)」の丹治基浩が、フォトグラファーYuji Watanabeと共同で、ニット制作プロジェクト「knit all together」を立ち上げた。一般からニットアイテムを5月14日まで募集し、集めたアイテムを編み合わせて一個の巨大な作品を作るという。

 プロジェクトは、丹治とWatanabeの「自粛ムードのなかで少しでもポジティブに過ごすことができないか」という考えのもと始動。募集するアイテムは、ニットの服や小物を対象とし、10cm程度のスワッチも受け付ける。新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛期間中に編まれたアイテムを基本とするが、過去に製作したものでも応募可能。集まったアイテムは1~2ヶ月程度をかけて、一つの巨大なニット作品に仕上げ、アートギャラリーtagboatで開催予定の展覧会で発表する。展覧会では海外のアーティストとコラボレーションし、ニット作品にインスピレーションを得た写真や動画作品、ペインティングなども展示する予定。ニット作品と各コラボアイテムを販売し、売上の全額は「新型コロナウイルス感染症拡大防止活動基金」に寄付される。
 丹治はプロジェクトについて「外出自粛や感染症に対する不安によってストレスを抱えている方も多い中でご家庭で少しでも楽しむことができるプロジェクトはないかと考えて企画しました。たくさんの人達で協力して1つの作品を作り上げる楽しさを共有できたらと思います。ファッションやアート、趣味で編み物をされている方など、みんなでこれからどんなものを作り出すことができるのか楽しみです」とコメントしている。
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■knit all together募集期間:~5月14日(木)※期間を延長する可能性がある応募方法:info@motohirotanji.comに参加希望の旨と名前を記載して送信。その後アイテムの送付先が知らされる。※送ったアイテムの返却は不可。インスタグラムアカウント