政府の布マスク配布は東京から、あす17日に郵送開始

新型コロナウイルスの感染拡大によるマスク不足の対策として、政府が布マスクの郵送を4月17日に開始する。感染者数の多い地域を優先し、具体的には東京から配布を始めるという。
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　4月7日に政府が発令した緊急事態宣言は、感染者数の多い東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、大阪府、兵庫県、福岡県の1都府県を対象としている。なお、4月15日までに東京都で確認された感染者数は累計2400人を超え、死亡者数は53人に上る。現在、愛知県を緊急事態宣言の対象に入れる方向で検討しているという。
　布マスクの配布対象は約5,850万世帯で、1世帯2枚ずつとする。計1億3,000万枚のマスクの梱包作業を進めており、マスクを郵送で配布するのに必要な経費は466億円に上る。政府は既に医療機関に4,500万枚、介護施設に2,000万枚、小学校・中学校・高等学校に教職員分を含む2,400万枚の布マスクを配布している。
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