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鈴鹿8耐:ヤマハファクトリーは活動休止。YARTが野左根擁しトップチームとして参戦

2020年04月15日 17:31  AUTOSPORT web

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2019EWC最終戦鈴鹿8耐:YAMAHA FACTORY RACING TEAM
4月15日、ヤマハは7月16~19日に開催される『2019-2020 FIM世界耐久選手権(EWC)第3戦“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース第43回大会』に参戦するチーム体制を発表。今年はYAMAHA FACTORY RACING TEAMの活動は休止し、野左根航汰をYART Yamaha Official EWC Team(YARTヤマハ)に加入させてヤマハトップチームとして挑むことを明かした。

 2015年の鈴鹿8耐からYAMAHA FACTORY RACING TEAMとしてワークス体制で参戦してきたヤマハ。エースライダーの中須賀克行とMotoGPやSBKライダーを含むトリオで2015年から2018年まで4連覇を挙げ、ヤマハに通算8度目の勝利をもたらした。

 また、ヤマハブルーを基調としたマシンで参戦していたが、2018年にYZF-R1の20周年を記念した赤・白のカラーリング、昨年はテック21カラーを復活させ、近年注目度が高いチームとなっていた。しかし、今シーズンから鈴鹿8耐を活動休止することが今回発表された。

 そのためEWCにレギュラー参戦しているYARTヤマハがヤマハトップチームとして鈴鹿8耐に参戦するという。YARTヤマハは2001年に活動を開始し、翌2002年からEWCへ本格参戦を果たしたチームだ。それから毎年ランキング上位に食い込み、2009年は年間タイトルを獲得している。

 2019-2020シーズンは第1戦はロリス・バズ、マービン・フリッツ、ニッコロ・カネパ、第2戦はブロック・パークス、カレル・ハニカ、カネパで戦い第2戦は優勝。チームランキングは4番手につけている。

 さらに2020年の鈴鹿8耐では、全日本ロードレース選手権に参戦予定の野左根が加入。フリッツ、カネパとトリオを組み戦うことが明らかになった。

 また、ヤマハバイクレンタル会員限定のヤマハVIPピットツアーの抽選が4月16日より行われること、YSP各店(ヤマハ専門店)をはじめヤマハモーターサイクル取扱全店で6月14日からヤマハ応援チケットが発売されることも発表されている。