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韓国No.1恋リア『HEART SIGNAL3』第1話&2話ーー序盤から男女の心理戦が激化!

2020年04月15日 16:01  リアルサウンド

リアルサウンド

(C)ABEMA

 韓国の人気No.1恋愛リアリティショー『HEART SIGNAL(ハートシグナル)』新シーズン(第3期)が、ABEMAにて日本での放送を開始した。


 本作は、シェアハウスで1ヶ月共同生活を送る男女を描いたもの。「入居中は、自分から異性に直接告白できない」「毎晩0時になると、気になる異性に匿名でメールを送る」といったルールで、三者三様の恋愛模様が展開する。


 加えて、スタジオにいる著名人が「入居者の誰が誰を好きか(ラブライン)」を当てると賞金がもらえる、という2軸の構成になっている点が特徴で、これまでに2シーズンが製作されるほどの過熱ぶりを見せている。


 日本でいえば、『テラスハウス』と『オオカミちゃんには騙されない』をミックスし、そこにクイズ要素を加えたイメージだろうか。入居者は「想いを直接的に伝えられない」状態で異性にアプローチせねばならない、核心を突けない中で誰が恋のライバルか探りを入れなければならないという“心理戦”、スタジオメンバーはわずかなヒントからラブラインを予想しなければならないという“謎解き要素”が大きな見どころだ。


 このたび日本でも放送される新シーズンでは、容姿端麗な男女6人がシェアハウス「シグナルハウス」を舞台にラブバトルを繰り広げる。各メンバーが入居前に匿名でSNSを開設し、相性を探るという新たなイベントも追加された。


 以下、第1話+第2話の見どころをレポートする。本編のネタバレもあるため、ご注意いただきたい。


(参考:『今日好き』韓国ソウル編は波乱の結末に? 継続メンバーを軸に“恋の修学旅行”を振り返る


 『HEARET SIGNAL3』第1話と第2話では、メンバーの対面と最初のイベント「ホームパーティ」などが描かれたが、早くも男性陣が火花を散らし、女性陣が腹を探り合うというシリアスな展開に突入。


 まずは、入居メンバーを見ていこう。男性陣は、スマートで大人の魅力を覗かせるチョン・イヌ、かわいい系の外見にタトゥーがアクセントのチョン・イドン、優等生タイプの美男子イム・ハンギョルの3人。対する女性陣は、茶髪ロングで活発なイ・ガフン、黒髪ロングの清楚系ソ・ミンジェ、料理が得意な良家のお嬢様系パク・ジヒョンの3人。


 匿名のSNS投稿の印象をもとに事前に気になる異性を1人選んだ “ラブライン”では、女性陣からの興味が1人に集中。匿名のため誰がその人物なのかは明かされないものの、下馬評的には独り占めの展開も?という予想が出るなか、それぞれがシグナルハウスに到着。これから華やかな物語が始まる予感を裏切るように、序盤は静かな幕開けとなった。というのも、最初に到着したイヌ、イドン、ガフン辺りがシャイな性格なのか、会話が進まず「気まずい……」とこぼすような状態。


 なかなかに不穏な始まりだったが、最後のメンバーであるジヒョンが到着すると空気は緩やかに変わっていく。笑顔が多く、会話好きの彼女が場を盛り上げたからだ。そしてその後、ジヒョンを巡って男同士の静かな主導権争いが勃発! 最初のイベントである「ホームパーティ」の準備でキッチンに集合したメンバーだが、イヌとハンギョルがジヒョンと作業をしようとバチバチ……。率先して動こうとした結果、互いの会話を遮るなどやや険悪な空気が生まれてしまう。


 結果的に場を制したイヌはジヒョンといい雰囲気になり、食事中も笑いあうまでに進展。一方、ハンギョルとガフンは車で買い出しに。こちらも打ち解けるが、ハンギョルは食事中にイヌとジヒョンを複雑な表情で眺めたりと、しこりが残っていそうだ。


 その後、男子部屋と女子部屋に別れたメンバーは、1日目の成果をシェアしつつ「ジヒョンさんが誰が好きか予想できるかも」(ガフン)と意味深な発言も……。そうこうするうちに0時を回り、各自が第1回のメールを送ることに。初回のラブラインは、以下の通り。


《男性陣》
イヌ→ジヒョン
イドン→ジヒョン
ハンギョル→ガフン


《女性陣》
ガフン→イヌ
ミンジェ→ハンギョル
ジヒョン→イヌ


 スタジオゲストにとって予想外だったのは、ハンギョルがジヒョンではなくガフンを選んだこと。イヌとの争いで分が悪いと踏んだのか、買い出しで話せたことが大きかったのか……。男性陣はイヌが2票、ジヒョンが2票を獲得するという結果になった。


 続く第2話では、謎に包まれていたそれぞれの「職業発表」がメインのイベントとなった。だがその前に、ジヒョンを巡るイヌとハンギョルの“第2ラウンド”について振り返りたい。


 入居翌日、ジヒョンの出勤時間を聞いたイヌとハンギョル。ハンギョルは「朝食は必ず食べる」というジヒョンのためにキッチンに立つが、イヌが先手を打ってジヒョンのもとに突撃。「送っていこうか?」と声をかけ、そのまま2人で出勤してしまう。挨拶すらできず、冷めてしまった朝食にラップをかけるハンギョルが切ない……。


 その後、ハンギョルは後輩に「すごく積極的な人がいるんだ。同性から見てもカッコいい。サイみたいで男らしい」と愚痴り、「他の人に奪われる前に行動した方がいい。横に敵がいるのに守っちゃだめだ」とアドバイスをもらって奮起。皆の帰宅後、ハンギョルの“逆襲”が始まる……。


 まずは、みんなのために夕食を作り、合流したジヒョンに「朝食を作って待ってたんだ」とアピール。さらに、女性陣の中で話題になっていた人気のパン屋に寄り、夕食時に「今日は食べ過ぎないで。パンを買ってきたから」と呼びかけ、歓声を浴びる。そして、お待ちかねの職業発表で、彼の好感度はさらに急上昇するのだった。


 職業発表では、前もって用意していた「自分を表すクリスマスプレゼント」に合わせて、それぞれが職業を発表することに。センスの良いマグカップとソーサーを用意したハンギョルは、バーやカフェ、レストランのロゴや看板製作に携わるブランディングディレクターであり、ソムリエやバリスタの資格も有していることを明かす。年齢は31歳。奇しくも、恋のライバルであるイヌと同い年であると判明する。


 そのイヌは、シリコンバレーで一流IT企業のエンジニアを経て、現在は韓国でIT企業のエンジニアリングマネージャーを務めているそう。さらに、ジヒョンは日本の大学に通う学生(※こちらも、劇中では日本のW大学でした)で、韓国の医科大学のインターンをしている24歳、ガフンは獣医大の学生で同じく24歳であると告白。


 意外だったのは、大学を出た女性初の整備士であるミンジェ(27歳)と、動物の模型を作る造形作家だったイドン(28歳)。2人の職業を聞いた入居メンバーからは「カッコいい……」とため息が漏れた。


 これらの結果が影響し、その日のラブラインには微妙な変化が!


《男性》
イヌ→ジヒョン
イドン→ミンジェ
ハンギョル→ジヒョン


《女性》
ガフン→イヌ
ミンジェ→ハンギョル
ジヒョン→イヌ


 イドンがミンジェに、ハンギョルがジヒョンへと移ったのだ。一方、女性陣は1回目と変わらず。この傾向は、何を意味しているのか? 6人の物語はまだ始まったばかり。まだまだ予想外の展開が続きそうだ。


(SYO)