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新型コロナ対策、緊急事態宣言「遅かったと思う」が7割超 布マスク2枚配布「支持しない」は8割弱

2020年04月15日 14:10  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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イチニは4月14日、新型コロナウイルスの対応を受けて「有権者の政治意識」に関する調査結果を発表した。調査は4月中旬に電話、およびネット上で実施し、全国の有権者1992人から回答を得た。

緊急事態宣言の時期について評価を聞いたところ、電話、ネットの回答者ともに最多は「遅かったと思う」(電話:74.5%、ネット:79.5%)だった。

安倍政権の対応評価、調査方法で差が出る

このほかの回答率は「適切なタイミングだったと思う」(電話:10.7%、ネット:7.6%)、「まだ早かったと思う」(同2.1%、1.2%)などと大きく差が開いた。

安倍政権の新型コロナへの対応については「全く評価しない」(電話:33.7%、ネット:35.3%)が最多だった。「どちらかと言えば評価しない」(同24.6%、29.9%)とした人も多く、合わせて6割前後が安倍政権の対応を評価していない。

一方、安倍政権の対応を「高く評価する」(同6.7%、2.8%)、「どちらかと言えば評価する」(同26.2%、11.9%)とした回答率は、電話とネットで差が開いた。

全世帯への布マスク2枚配布については、いずれも過半数が「全く支持しない」(同56.0%、58.2%)と回答。「あまり支持しない」(同18.4%、20.6%)とした回答者を合わせると、不支持は8割近くにのぼった。

一方、布マスク配布を「強く支持する」(同5.6%、1.7%)、「ある程度支持する」(同11.6%、8.0%)とした人も一定数いた。