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M2初のクラブ・スポーツ・モデル「新型BMW M2 CS」発表 - 限定60台が完売

2020年04月15日 12:12  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
ビー・エム・ダブリューは、「新型BMW M2 CS(エム・ツー・シー・エス)」を日本全国60台限定で導入する。なお、導入の60台は既に納入先が決まっており、完売している。

同車は、サーキット志向の高性能コンパクト・スポーツ・モデルである「BMW M2 Competition」をベースに、より軽量化しサーキットでの更なる高いパフォーマンスを発揮するための装備を搭載したモデル。最大出力を40PS向上させ、最高出力450PS(331kW)/6,250rpm、最大トルク550Nm/2,350rpm-5,500rpmを発揮する3.0L直列6気筒Mツインパワー・ターボ・エンジンを搭載し、より高い走行性能を実現した。

ダンパーおよびスタビライザーの特性をサーキット走行に適応させたアダプティブMサスペンションや、電子制御式多板クラッチにより走行状態に応じてパワーを左右リヤ・ホイール間で最適配分するアクティブMディファレンシャルを標準装備とすることで、サーキットでのアグレッシブな走行時であっても、エンジンの性能を最大限路面へ伝達しながら、高い操縦安定性を発揮する。

より軽量化し走行性能を高めるため、ルーフ、フロント・スプリッター、リア・スポイラー、リア・ディフューザーに加え、ボンネットに、カーボン・ファイバー強化樹脂(CFRP)を採用。ルーフには、CFRPを使用したサンドイッチ構造を取り入れることで、室内への遮音性およびボディの剛性を高めた。

CFRP製ボンネットの中央には、大きな空気の流入口であるエア・ベントを採用し、高性能モデルに相応しい存在感あるデザインを実現すると共に、ボディ周辺や下部の効率的な空気の流れを生み出すことで、エンジンの冷却や、前輪にかかるダウン・フォースを高め、空気抵抗を最適化している。

室内には、アルカンタラのMスポーツ・ステアリング・ホイールや、カーボン・ドア・ハンドル、カーボン・センターコンソールを装備し、シートには「M2」の照明付きエンブレムが装備されたM Competitionスポーツ・シートを採用した。

メーカー希望小売価格(税込)は、「BMW M2 CS MT」が1,260万円。「BMW M2 CS DCT」は1,285万円。(エボル)