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『今日好き 青い春編』第1話&2話ーー“恋の修学旅行”スタートも、早速心変わりが……

2020年04月15日 11:51  リアルサウンド

リアルサウンド

(C)ABEMA

 4月6日よりABEMAにて放送開始となった『今日、好きになりました。青い春編』(以下:今日好き)。現役高校生たちが2泊3日の“恋の修学旅行”を通して運命の恋人を見つける、胸キュンあり、涙ありの甘酸っぱい青春純愛リアリティーショーだ。


 4月6日公開の第1話、4月13日公開の第2話では、旅行初日と2日目朝までの模様をオンエア。男子4名と女子5名で幕を開けた今回の旅だったが、初日夜には早速、追加メンバーとしてくろがねさら(さら)が加入することに。彼らの恋模様も、第一印象で気になる相手を選んでいた頃から徐々に揺れ動きはじめ、目が離せない展開となっている。


 以下、ここまでの見どころをレポートする。細かなネタバレもあるため、ご注意いただきたい。


(参考:『今日好き』卒業編、“予想外の結末”とは? 注目メンバーを軸に“矢印入り乱れる恋模様”を振り返る


 今回の旅で駆け引きの中心となっているのが、男子全員が第一印象で気になったという、博多弁がかわいい永江梨乃(りの)。一方の女子からは、これまでになんと15人に告白されたという甘いマスクの木村伊吹(いぶき)と、北村匠海似のビジュアルで落ち着いた印象の桑山隆太(りゅうた)に人気が集まっているようだ。


 そんないぶきが旅の序盤からチャンスを勝ち取る。男子4名でのフリースロー対決の結果、指名した女子と2人きりになれるセスナデートの権利を獲得したのだ。その相手に選んだのは、第一印象に惹かれたという、りの。セスナでは、互いの気になる相手を打ち合けて、2人が見事に両想いであることが明らかに。「ありがとう」「普通に照れる」と、はにかみ合う様子にこちらまで笑顔にされてしまう。


 すると初日にも関わらず、いぶきが「手繋ぐ?」とスマートに提案。“恋人繋ぎ”をしたかと思えば、カップル特有の腕をぶらぶらさせる仕草を見せるなど、オンエア初回から100点満点なラブラブっぷりだ。さらに、その日の夜にも、今度はりのがいぶきをダメ押しのツーショットに誘う。「もうここはカップルで決まりなのでは?」と思わざるを得ない関係性を築いているようだが、その行方ははたしてーー。


 さて、第2話までを振り返るに、今回の旅は女子が男子よりも積極的なアプローチを見せている印象が強く、男子側もそのことを全員が承知しているようだ。実際に初日夜には、落ち着いた雰囲気の男子が好きだという広瀬りな(りな)が、気になっていたりゅうたと急接近。りゅうたがりなに第一印象で好意を抱いていると話すと、りなはもうニヤニヤ顔を隠しきれない。


 最初こそ宿泊先の前に座っていたものの、互いの距離を縮めていくうちに夜のビーチを歩くことに。ここでは、りなが最後に「1日中話していたいこのまま、そうしたらめっちゃ仲良くなれるんだろうなって」「戻りたくない、永遠に戻らない」と、“小悪魔”風に猛アプローチ。乙女心をくすぐる、これ以上ないくらいにキュンキュンするやり取りだったが、この“夜の海”というのが、翌日に繋がる火種になっていく。


 全員がひと段落した後、男女それぞれに別れて、第一印象で気になる相手や、この日のツーショットを振り返ることに。ここでは、男子全員が女子にリードされている自覚を漏らす。また、粕谷音(のん)から好意を寄せられている佐久間美波(みなみ)だが、明日こそは気になっているりのに声を掛けることを決意。そんな悩みは、鵜川もえか(もえか)と山田なる(なる)の間にもあったようだ。ただ、そこから他の女子メンバーに背中を押されて、その想いをすぐに実行へと移すことに。今まさに反省会中の男子を訪れて、もえかが里吉峻(しゅん)に、なるがりゅうたにこの日最後のツーショットを申し出た。


 なかでもなるは、りゅうたとりなのツーショットを遠目に見て遅れを取ったと感じており、りゅうたから第一印象では選ばれなかったと聞いて涙を零しそうに。しかし、りゅうたが先程に歩いた海辺について「夜だからそんなキレイに見えたわけじゃないんだけど」と語った何気ない一言を拾って「絶対朝とかキレイそうじゃない?」「明日朝、行けたらでいいんだけど、海一緒に歩いてくれませんか?」と見事な流れで明日の約束をこぎつける。


 翌朝、お互いが憧れだったという朝の海辺で待ち合わせ。波打ち際ではしゃぎ合い、りゅうたのなかでもなるへの気持ちが自然と高まったようだ。ここでは、最終日の告白まで時間がないことを受けて「そんなに迷ってるわけにはいかないし、決めなきゃいけないから」と力強さを見せる。すると、なるは「たぶんっていうか、ほぼ変わらないと思う」と、りゅうた一本で攻めることを宣言。最後には、りゅうたがなるの手を引く場面のほか、その後のインタビューでなるに想いを寄せ始めている様子も見られた。


 そこから全員が前日のトークスペースに集まると、りゅうたとなるが遅れてやってくる。その理由を尋ねるうちに、明らかに動揺を隠せていなかったのが、りなだ。たしかに昨晩、なるの背中を押したのはりな自身だが、今朝も抜け駆けで会っていたのは予想外だったに違いない。その後のインタビューでも、「なんか朝の方が(海が)キレイじゃないですか、思い出に残りやすそう」と、“海のキレイさ”を問題点に挙げながら悔し涙を流していた。


 そんな心変わりの波は、りのにも到来したようだ。昨晩に攻めの姿勢の決意を固めたみなみは、りのとのツーショットを実現。お互いの第一印象を手探りで語り合いながら、最後には「早く思い出作りたい」と、その天然ぶりがわかる一言を残す。その様子にりのも興味を抱いたようで、いぶきとりのの盤石かと思われた組み合わせに早くも変化が生まれそうだ。


 ちなみに、出発前に行なわれたくじ引きの結果、最終日に告白するのは男子からと決まった。また、今回の2泊3日の旅でカップル成立とならなかったメンバーは、次回以降の旅にも参加できるという。第3話では、今度は女子側が男子とのツーショットを賭けてゲームを繰り広げる。今後の展開もますます見逃せなくなりそうだ。


(一条皓太)