トップへ

EXILE ATSUSHI、YouTubeで“本気”の歌唱 「志村けんさんのように、人に愛される生き方を」

2020年04月15日 07:01  リアルサウンド

リアルサウンド

動画サムネイルより

 EXILEのATSUSHIが4月11日、自身のYouTubeチャンネルに歌唱&トークを収録した動画「【ATSUSHIからみなさまへ…】今の想いを歌に込めて」を投稿した。


(参考:三代目JSB・NAOTO、YouTuberデビューで登録者数爆増


 2015年から法務省より委嘱される「矯正支援官」の仕事を引き受け、定期的に少年院などへ慰問活動していたATSUSHI。2019年末から、全国各地の児童養護施設への訪問を行い、今年元日に開設された公式YouTubeチャンネル「EXILE ATSUSHI スナちゃんTV」は、収益を児童養護施設などへの支援に回されることが公表されている。


 動画冒頭、ATSUSHIは左手にワインボトル、右手にワイングラスを携えて登場し「はい。というわけで、YouTubeスタジオにやってきました。僕は一人です。めっちゃ寂しいです」とぽつり。


 「皆さんが自粛してらっしゃると思うので、何か自分にできることがあるのかなと思ってですね。歌を歌うことしかできないのかなということでここに来ました」と説明し、「皆さんと同じ感覚で、家にいる感じで楽しみたいなと思ったので、赤ワインでもいただきながら歌を届けられたらなと思います」と言い、少しワインを飲んだ。


 その後、自身の楽曲「願い」に始まり、続けて、Brian McKnightの「Back At One」、John Lennonの「Imagin」、The Beatlesの「Let It Be」をピアノの弾き語りで披露。
歌い終わると、「芸能人の方やスポーツ選手の方も(新型コロナウイルスに)罹られたりとか」と話し始め、「最近すごく衝撃だったことといえば、志村けんさんが亡くなられて……」と切り出した。


 ATSUSHIはデビューしてすぐの頃、2回ほど志村さんの誕生日会に参加したことがあるらしく、「とても優しくしていただいて。普段はすごく物静かで、ちょっと微笑みながらずーっとお酒をたしなまれているようなそんな印象でしたね」と思い出に浸ると、「志村さんの件は本当に……」と目頭を押さえた。


 続けて、「お会いしたことがあるからとかそういうのを全く関係なしに、いつも当たり前にテレビにいてくれた方が急に今回のことで命を奪われてしまったということで、本当にショックで考えさせられ、今まで日本中に元気を与えてくれたことへの感謝と色んな気持ちの悔しさとが渦巻いて……やるせないですよね」と語り、「志村さんに学んだような人に愛される生き方を僕もしていきたい」と決意を固めた。


 最後に、EXILEの楽曲「One love」を熱唱した動画を締めくくったATSUSHI。YouTubeのコメント欄には、「こんな時でも素敵な歌、歌声、愛のある言葉を本当にありがとうございます」「この人綺麗なの歌声だけじゃないんだよなぁ」「ATSUSHIさんて、人間味のある温かい方ですね」など、称賛の声が溢れていた。


(こじへい)