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なにわ男子 西畑大吾、『とれたて関ジュース』で語った未来像 ラジオから伝わるグループへの熱い思い

2020年04月15日 06:11  リアルサウンド

リアルサウンド

なにわ男子

 関西ジャニーズJr.・なにわ男子の勢いが増す一方だ。なにわ男子とは、2018年秋に結成された西畑大吾、大西流星、長尾謙杜、大橋和也、藤原丈一郎、高橋恭平、道枝駿佑からなる7人組ユニット。年齢は17~24歳、ジャニーズ入りも2014年11月~2004年4月と異なるが、その実力は粒ぞろい。


(関連:なにわ男子、Aぇ! group、Lil かんさい……関西ジャニーズJr.の“年下彼氏”らしさとは? ドラマ放送開始を機に考察


 昨春には、関西ローカルの情報番組『キャスト』(朝日放送)内で初レギュラーを獲得。さらに初冠番組『なにわ男子のNANIWA-NANDEMO』(関西テレビ)もスタートするなど、関西エリアを中心に着実にキャリアを築いてきた。また、大橋和也と藤原丈一郎はジャニーズ初のバーチャルアイドルに携わるなど新たな道を切り開く活躍も。


 歌って踊ってキラキラなステージを見せてくれるのはもちろんのこと、話せば関西らしいノリの良さ、トーク力で観客を笑わせる。かと思えば、初座長&主演を務めた舞台『少年たち 青春の光に…』ではお笑い要素を一切封じて真っ向勝負の芝居で魅了。かねてより連続テレビ小説『ごちそうさん』(NHK総合)や『あさが来た』(NHK総合)、木村拓哉主演のフジテレビ開局60周年特別企画ドラマ『教場』などに出演してきた西畑大吾、ドラマ初出演となる『母になる』(日本テレビ系)で話題をさらった道枝駿佑を中心に、演技方面での活躍も期待大だ。


 そんな彼らの人気が、いよいよ全国へと広がるタイミングに来ている。この春よりスタートしたドラマ『年下彼氏』では、なにわ男子を筆頭に関西ジャニーズJr.たちが出演し、20の恋物語を紡いでいく。第1回の“年下彼氏“として登場したのは、大西流星だ。10歳でジャニーズ入りしたころはキュートな男の子だったが、今ではすっかり凛々しい18歳に。「もうかわいいとか言われたくない!」「年下扱いするなよ!」というセリフが、これからは大人の男として魅了していくという意気込みと重なるようだ。他のメンバーの回も、きっと“今”の彼らならではの“年下彼氏“っぷりを見せてくれるに違いない。


 また、3月末より西畑大吾が出演している『関西ジャニーズJr.とれたて関ジュース』(ラジオ関西)のエリアが拡大し、47都道府県どこでも聞けるようになった。4月12日放送回では、なにわ男子結成から間もなく1年半というタイミングで、リスナーからなにわ男子として、そして西畑大吾個人としての目標や未来像を問われる場面も。


 「わからへんよ(笑)」と、少々肩透かしな答えでハニカむのも、西畑大吾らしいところ。だが「わからないですけど、ずっと思っている目標、そして未来像であるのは……」と、ファンが聞きたい言葉をしっかりと届けてくれる。


 「“ずっと1人ひとりが仲良く、横1列で歩んでいく“っていうのが、僕のなにわ男子としての目標であり未来像かな。したいことはいっぱいあるよ? いっぱいあるけど、大前提としてそれがないと」。


 この変化の激しい世界では、予定調和な未来などない。「したいことはいっぱいある」でも「わからない」というのは、彼が関西ジャニーズJr.として活動を続けて知った真理なのだろう。ほんのちょっとしたタイミングで見える景色がガラリと変わってしまうこと、同じメンバーでグループ活動することが当たり前ではないことを、誰よりも知っているからこそ「目の前のお仕事をコツコツと、自分のできることを全力で」という言葉が出てくるのだろう。


 グループに対する熱い思いを語ったところで、西畑大吾としての個人的な目標となると、またもや、「これ以上老けないことじゃないですか? やっぱりアイドルたるものお顔大事ですからね!」と笑ってみせる。誰かと共に歩むためには、自分自身もまた律することが大事だということだろう。


 そして「これからも楽しい景色、幸せな景色、ときには悲しいことも悔しいこともありますけども、笑い合えて、そういう関係性をリスナーのみなさん、そしてファンのみなさんと作っていくことができればいいなと思っております」と締めた。


 なにわ男子のこれからが、より楽しみになる西畑大吾の言葉。きっと他のメンバーも同じ気持ちに違いない。ますます士気が上がっているなにわ男子に、これからも目が離せない。(佐藤結衣)