HUSTARは4月、大学受験に関する調査結果を発表。調査は3~4月にネット上で実施した。
大学受験が迫った高校3年生の中には、定期考査の準備にまで手が回らなくなる学生も多い。現役大学生61人に「当時、定期考査の勉強はしていたか」と聞いたところ、最多の「全くしなかった」(42.6%)という回答者が4割強にのぼった。
「国語を重点的にやって他の人と差をつける」という戦略家も
一方、定期考査の勉強を「しっかりしてた」(32.8%)、「科目によってはしてた」(24.6%)という人も一定数いる。回答者からは「受験科目に直結していたから」という声が挙がり、やはり受験を意識して勉強している人が多かった。
また、大学生50人に受験で一番大事な科目を聞くと、過半数が「英語」(53%)と答えた。配点も大きく、ほとんどの大学が重視する科目であることが大きく関係しているようだ。
回答率は、英語に次いで「数学」(28.6%)、「国語」(12.2%)と続く。中には
「多くの人が数学や英語を一番重要視すると思う、だから国語を重点的にやって他の人と差をつける」
という人もいた。
英語に関して、大学生75人に「どの英単語帳を使っていたのか」を聞いたところ、1位は「システム英単語」(39%)で約4割の人が使用していた。
2位は「ターゲット1900」(28%)、3位「鉄緑会東大英単語熟語 鉄壁」(11%)だった。「その他」と回答した人も22%で、自分に合った単語帳を見つけることが大切なのだろう。