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【特集】ママ友たちとの上手な付き合い方 第1回 ママ友付き合いのメリットは何ですか?

2020年04月14日 10:52  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
日々迷いながら子育てをするママにとって、子どもを介して知り合う「ママ友」は特別な存在だろう。今年は新型コロナウイルス禍もあり、新入園・新入学の予定が延期になるなど、例年にない状況が続いているが、そんなときにこそママ友は、いつも以上に心強い存在となってくれるかもしれない。

そこで今回は、子どものいるマイナビニュース女性会員263人にアンケートを実施し、「ママ友と一緒にいることのメリット」を聞いた。

○Q.あなたには「ママ友」がいますか?

「はい」(67.3%)
「いいえ」(32.7%)
○Q.「はい」と答えた人にお聞きします。ママ友と一緒にいることでメリットを感じた経験はありますか?

「はい」(80.2%)
「いいえ」(19.8%)
○■「いろいろな情報が得られる」

・「幼稚園のよくわからないことを教えてもらえる」(42歳/その他/その他・専業主婦等)
・「地域の子育てイベントや、評判の良い病院、オススメのおもちゃなどの情報交換ができる」(38歳/その他/その他・専業主婦等)
・「子どもが学校や幼稚園の様子を話したがらないが、ママ友が教えてくれる」(30歳/その他/その他・専業主婦等)
・「とにもかくにも、自分の知らない情報を的確に教えてくれます。情報を制するものは……というくらい、必要で誤った行動をしないためにも、非常に重要になってきます」(32歳/その他/その他・専業主婦等)
・「情報に長けてる様々な種類の人たちがいて、例えば『今日ネットチラシよりさらに値引きしているドラッグストアが除菌剤を売っていた』とか、『このアプリをインストールすると無料でマスクを貰える』とか、新しいカフェの情報とか、とにかく自分だけでは集められない情報が手に入る」(40歳/食品/技能工・運輸・設備関連)
○■「悩みの相談に乗ってもらえる」

・「悩みを共有できたり、アドバイスをもらえたりする」(35歳/その他/その他・専業主婦等)
・「同じ悩みを抱えた人が多くて、めちゃくちゃ癒やされました」(41歳/その他/IT関連技術職)
・「子どものことでの悩みや、家族の悩みをママ友たちとランチをしながら情報交換をすることでスッキリする」(47歳/その他/その他・専業主婦等)
・「同学年の子どもを持つため、いろいろな成長に関する情報や悩みを共有できる。そして一緒に行動を共にし、親密に交際ができた」(44歳/教育/公共サービス関連)
・「同じ月齢の子どもの友人は同じ悩みを共感できることが多く、『私だけではないのだな』と安心できる。少し月齢が大きい子どもの友人は、経験からの良きアドバイスやいい情報がもらえるので助かる」(33歳/その他/その他・専業主婦等)
○■「子育てをサポートしてもらえる」

・「子どもが熱を出したときに面倒を見てくれた」(43歳/その他/その他・専業主婦等)
・「お互いの仕事や用事のときに子どもを預けられること。家が近いし仲もいいので、実家に預けるよりも気楽に預けられる」(35歳/繊維・アパレル/販売・サービス関連)
・「転勤族で親を頼ることがあまりできなかった私に、用事があるときや体調不良のときなど、いろいろ助けてくれた。幼稚園や小学校の事、地域の事など、いろいろ教えてもらえた」(44歳/その他/その他・専業主婦等)
○■「一緒に遊べる」

・「子ども同士を遊ばせることができる」(33歳/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)
・「行事があると一緒に行ける。ランチなど、娯楽を共有できる。わからないことなどいろいろと相談できるから心強い。寂しくない」(48歳/その他/その他・専業主婦等)
・「親も子どもも友だちが増えて楽しい。近所の店や病院、幼稚園等の情報を貰える」(35歳/その他/その他・専業主婦等)
・「子ども同士遊ばせられて、母同士も仲良く、子育てについて話せてストレス発散できた」(45歳/フードビジネス/販売・サービス関連)
・「たわいもないことを一緒に喋って笑い、気が晴れる。悩みの相談ができる」(32歳/教育/公共サービス関連)
・「親と一緒にいる他の家族を見ているので、大きな反抗期がなかったように思う」(47歳/教育/その他・専業主婦等)
○■「その他」

・「集団にいた方が、何かと強気でいられる!」(45歳/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)
・「服やおもちゃなど、お下がりを回しあうことができる。子どもにとっても異年齢と交流できる、いい機会だと思う」(40歳/輸送用機器/事務・企画・経営関連)
・「同じ立場同士で会話するので、ストレス発散できる」(38歳/その他/その他・専業主婦等)
○■総評

調査の結果、幼い子を持つ母親の友人=「ママ友」がいる人は67.3%で、全体の3分の2はママ友がいることがわかった。ママ友と一緒にいることでメリットを感じた経験がある人は80.2%。大部分の人がママ友のメリットを感じている。

ママ友と一緒にいることのメリットのを聞いたところ、「いろいろな情報が得られる」「悩みの相談に乗ってもらえる」「子育てをサポートしてもらえる」などが主なものとして挙がった。

具体的な内容としては、「幼稚園や病院、イベントや習い事などの情報を得られる」「子どもや家族の悩みを情報交換をすることでスッキリする」「子どもが熱を出したときに面倒を見てくれた」などの声が寄せられている。とくに、さまざまな有益な情報を教えてもらえたり、経験に基づくアドバイスをしてもらえたりすることに感謝しているというエピソードは数多く見られた。

他には、「子ども同士を遊ばせられる」「お下がりを回しあうことができる」「集団でいると安心できる」「同じ立場で会話するのでストレスが発散できる」ことなどもメリットと感じている。

初めての子育てで戸惑うことの多いママたちにとって、同じ境遇で奮闘するママ友は頼りになる同志だろう。そのママ友が2人目や3人目の子育て中で、経験豊かなベテランママさんだとしたら、さらに心強い。今回のアンケートでは、そんなママ友間のネットワークが機能していて、役に立つ情報のやり取りや楽しいランチ、愚痴の言い合いや悩みの相談などで、相互に助け合っている様子がわかった。

折からの新型コロナウイルス騒動で、子育てママもこれまで以上に孤独で、現在はともすれば孤立しがちかもしれない。一日も早く、これまで通りの日常が返ってくることを願ってやまない。

調査時期: 2020年4月1日~2020年4月6日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 263人
調査方法: インターネットログイン式アンケート

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