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中古車の「ガリバー」運営会社、医療従事者などにクルマを無償提供

2020年04月13日 14:12  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
中古車事業「ガリバー」(Gulliver)を運営するIDOMは、医療従事者をはじめとする「移動を必要するすべての方」を対象にクルマを無償提供する。対象となる人数は1万人で、貸し出しの期間は最大3カ月間。申し込みはLINE特設アカウント「ガリバークルマ支援」で受け付ける。

○対象は医療従事者や配送が必要な小売店など

クルマのサブスクリプションサービス「NOREL」を展開するIDOMが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて支援策を講じる。「ガリバー新型コロナウイルス対策クルマ支援」の対象となるのは、「医療従事者」「移動が必要なワーカー」「配送が必要な飲食店および小売店」「移動が必要な一般生活者」といった人たちだ。

「移動が必要な一般生活者」は「長期利用」と「短期利用」の2種類を想定する。長期利用では通院や介護など、長期的な外出が必要な人たちに対し、自家用車代わりにクルマを3カ月間、無償提供する。短期利用では、一時的に外出が必要だが公共交通機関を利用するのが不安だという人に対し、クルマを最大3泊4日で無償提供する。

申し込む際は、まずLINE特設アカウント「ガリバークルマ支援」を友達登録し、相談する。4月15日には特設サイトが開くので、そちらで受け付けを済ませる。クルマは全国のガリバー店舗あるいはIDOMの関連店舗で受け取る。近くのガリバー店舗に無償提供対象車がない場合は、輸送コストを負担しなければならない場合がある。クルマの受け渡し方法については相談に応じてくれるそうだ。対象者確認や車両管理のため、クルマを借りる際には個人情報や勤務先情報などの提示とクレジットカード登録が必要になる。(藤田真吾)