トップへ

外出自粛で人気タレントの生配信続々 中川翔子は『FF7リメイク』実況プレイで“初恋”成就?

2020年04月13日 12:21  リアルサウンド

リアルサウンド

動画サムネイルより

 YouTuberに関するデータを提供する「NoxInfluencer(ノックスインフルエンサー)」を参照し、直近1週間で注目を集めたYouTubeチャンネルの理由を探る本企画。今回は、3つのチャンネルに注目してみた。


(参考:『ファイナルファンタジーⅦ リメイク』プレイに備えて3つのポイントを復習


 新型コロナウイルス感染拡大によって外出の自粛が求められる中、YouTubeを含むプラットフォーム群でライブ配信を行う有名タレントたちが増加した1週間だった。そこで急上昇したチャンネル、がアーティスト大石昌良の「大石昌良の弾き語りラボ(↑162.6%/登録者数5.67万人)」。その名の通り視聴者から楽曲のリクエストを募り、大石がギター片手に弾き語るチャンネルだ。


 同チャンネルでは、大石が代名詞であるアニソンからポップスにロック、果ては自身の楽曲にいたるまで様々な楽曲を歌唱。大石によるカバーに視聴者からは「オーイシ先生の歌声でまた違った良さがありますよー」「知ってる曲は大石さんバージョンで聴ける嬉しさがある」など声に魅了される人が続出している。


 最近は配信の回数も多くなり、登録者数も順調に増加。急上昇にもランクインするなど、まだまだ勢いは止まらなさそうである。


 お次は、アニメやゲーム好きのタレントとしても知られる中川翔子のチャンネル「中川翔子の「ヲ」(↑429.41%/登録者数3.22万人)」を紹介。数日前に開設されたばかりのチャンネルだが、再生数はすでに20万を突破するほど。


 現在は、スクウェア・エニックスから発売されたゲーム『ファイナルファンタジーVII』のリメイク版の実況プレイを生配信で行っており、興奮気味に話す”しょこたん語”と呼ばれるワードが動画内で飛び交っている。視聴者からは「みんなが本来見たかったしょこたんの姿って感じ」「知識ありすぎる人の実況も面白いな」など好評だ。「初恋のセフィロス様にまた会える!」と大はしゃぎで、楽しそうにプレイする様子は、テレビでは観られない姿なのでチェックしてみてほしい。


 「ロマンスの神様」などで知られる“冬の女王”=広瀬香美の「広瀬 香美 Official YouTube channel(↑47.7%/登録者数10.1万人)」。「歌ってみた」動画をメインに更新しており、米津玄師の「Lemon」やOfficial髭男dismの「Pretender」といった大ヒット楽曲を歌唱している。


 広瀬自身がピアノでアレンジしているのだが、原曲のイメージを守りつつオリジナル性を担保していることから好意的なコメントが散見。生配信などはまだ行っていないが、4月13日の18時にYouTubeで初のライブ放送も予定しているとのことだ。


 ライブ興行が相次いで中止になったこともあり、アーティストによるオンラインでの生歌配信が増えた1週間。通常ライブでも聞くことの出来ない、カバー楽曲も聞けるというのもあって、俄然ブームになりつつあるようだ。これを機にアーティストのYouTubeチャンネルを覗いてみるのも面白いかもしれない。


(鳥羽竜世)