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『SATC』キャストら、新型コロナと最前線で闘うNY医師に感謝の言葉「あなた達なしでは前に進めない」

2020年04月12日 17:52  Techinsight Japan

Techinsight Japan

『SATC』メインキャストらが女性医師にメッセージ(画像は『The Bradshaw Boys 2020年4月8日付Instagram「The specialest of special episodes is out now.」』のスクリーンショット)
現在、新型コロナウイルスの感染者数が世界最多となっているアメリカ。感染者数は53万人を上回り、特にニューヨーク州ではアメリカ全土で最も多い18万人以上の感染が確認されている。

新型コロナウイルスと最前線で闘っている医療関係者達。彼らは家族と過ごす暇もなく、文字通り命を懸けて働き続けている。そんな医療関係者を労うため、かつての大人気テレビドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ(以下SATC)』のメインキャストらが4月8日、ポッドキャスト番組『The Bradshaw Boys』に出演し『SATC』の大ファンという女性医師にメッセージを送った。

きっかけは『The Bradshaw Boys』のMCに届いた一通のメールだった。メールには送信者の友人である“メグ”について書かれていた。彼女は『SATC』の大ファンで『The Bradshaw Boys』を通勤時に楽しみに聴いているという。メグはニューヨーク州の病院で働く医師で、現在は「新型コロナウイルス集中治療室」で人々の命を助けるために尽力している。

自らの感染の危険を顧みず、最前線で人々の命を救っているメグに感謝の気持ちを伝えたいと考えた『The Bradshaw Boys』MCの3人は、『SATC』のメインキャストにメグへのメッセージを収録してもらい、このエピソードで配信した。

主人公のキャリー・ブラッドショーを演じたサラ・ジェシカ・パーカー(55)は、医療物資が不足する中でウイルスに立ち向かっている医師達の勇気に心を打たれたと述べたうえで「こんな状況になると誰が思っていたでしょうか。メグや彼女の同僚達に感謝しきれません」とコメントした。

ミランダ・ホッブス役を務めたシンシア・ニクソン(54)は「あなたが勤めている病院がどれだけ素晴らしいかを知っています。2001年に私の母が心臓発作に襲われた時に母の命を救ってくれたのです」とメグが勤務する病院との意外な繋がりを明かし、「(メグの)旦那さんも緊急治療室の医師だと聞きました。あなた達は私達のヒーローです」と感謝を述べた。

シャーロット・ヨーク役のクリスティン・デイヴィス(55)は、医療関係者への感謝を述べたうえで「『SATC』を見てくれてありがとう。あなたにこうやって喜びを届けられて嬉しいです」、そしてサマンサ・ジョーンズ役のキム・キャトラル(63)も「あなた達なしでは前に進めません。皆、あなた達と心は一緒にいるわ。大好きよ」とコメントした。この4人の他にも『SATC』ファンには嬉しい様々な出演者達からメグへの激励のメッセージが寄せられている。

ツイッターでは『SATC』のキャストに対して「私達の代わりに最前線で働いている人へ感謝を届けてくれてありがとう」など称賛の声があがっている。

画像は『The Bradshaw Boys 2020年4月8日付Instagram「The specialest of special episodes is out now.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 Tina)