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最新作公開延期の中…大林宣彦監督が死去

2020年04月11日 11:36  ナリナリドットコム

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映画監督の大林宣彦さんが4月10日、肺がんのため自宅で亡くなった。82歳だった。葬儀・告別式は家族葬(密葬)を執り行い、後日、お別れの会を予定している。

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大林さんは「転校生」「時をかける少女」「さびしんぼう」のいわゆる“尾道三部作”をはじめ、多くの作品を世に送り出し、2004年春の紫綬褒章受章、2009年秋の旭日小綬章受章。2019年、令和初の文化功労者に選ばれている。

2016年8月に肺がんと診断され、余命宣告を受けたが、転移を繰り返すがんと闘いながら、自らの命を削って平和をたぐり寄せる映画を完成させた。

最新作「海辺の映画館-キネマの玉手箱」は、4月10日に公開を予定していたが、新型コロナウイルスの影響により公開延期。同作は、近日公開を予定している。




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