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YouTuberヒカル×ロコンドの靴が2億円売上突破 宮迫博之とテレビCM出演へ

2020年04月11日 07:01  リアルサウンド

リアルサウンド

動画サムネイルより

 “金持ちYouTuber”のヒカルが4月9日に投稿した動画の中で、雨上がり決死隊・宮迫博之と共にテレビCMに出演することを報告した。


(参考:“金持ちYouTuber”ヒカル、社員2人に「月給1000万円」を支給


 4月4日に投稿した動画で、衣類と靴のネット通販を行う上場企業「ロコンド」と交渉し、自身が運営するアパレルブランド「ReZARD」とのコラボシューズを販売する商談をまとめたヒカル。契約を取り付けるだけでなく、ヒカルはロコンドの田中裕輔社長に「自分と宮迫を起用したテレビCMを打って欲しい」と直談判。まったく想定外の提案に田中社長は困惑しながらも、ヒカルの熱意に根負けして「シューズが売れたら」という条件付きで、承諾していた。


 結果としてコラボシューズは、ロコンドが運営するECサイトのサーバーが一時ダウンするほど飛ぶように売れて、販売開始3日後には売上2億円を突破。ここまで突出した売り上げを残したからには、さすがに田中社長も無視はできない。今回の動画でヒカルが宮迫と共にロコンドを訪れて、再びCMの話を切り出すと、田中社長は「これはやらざるを得ないです」と首を縦に振った。


 ここからヒカルはさらなる攻勢に出る。「(最初から)売り切る自信があった」と言い、次なる展開として黒を基調とした別デザインの第2弾シューズの販売を発表。また、CMソングも既に出来上がっているとのことで、曲調は、宮迫がかつて山口智充と共に活動していた音楽ユニット・くずの楽曲に寄せたテイストにしたのだとか。このために宮迫は、久しぶりに山口と電話で連絡を取り、「全然いいですよ。大いにやってください」と快諾を得たらしい。


 このようにとんとん拍子にまとまった、ヒカルと宮迫のCM出演。ヒカルは今回の成功を「もちろん僕の持ってる影響力は(要因として)あると思うんですけど」としつつ、「ロコンドさんのスピード感と信頼性。そこに宮迫さんが加わることで、動画としてエンタメ性の高いものになって大成功したのではないか」と分析した。


 普通ならこのへんで大団円となるところだが、なおも、ヒカルは止まらない。「黒(のシューズ)がSOLDOUTしたら年契いきません?」とCMの年間契約をサラリと提案し、田中社長から「いいですね」と、あっさりと約束を取り付けることに成功したのだ。


 今回のように、インフルエンサーとしての影響力を「CMに出たい」といった願望の実現に向けて、ビジネスに全変換する力業こそがヒカルの真骨頂。その広がり続ける願望の帰結として、どんな景色を動画で見せてくれるのか、これからも期待したいところだ。


(こじへい)