ジャッグジャパンがネット上に公開している「都道府県別新型コロナウイルス感染者数マップ」で、4月から新たに都内の市区町村別感染者数の表示がスタートした。無料で閲覧可能で、一目で地域別の感染者数を確認できる。
感染者情報は毎日更新。中央省庁および地方自治体が発表する一次情報を基に、マップ上に感染者の居住地域を反映している。
感染者数を「大小の円」で表示 23区では「世田谷区」「港区」などで最大
新型コロナウイルスの感染者数は、4月9日に都内で1日あたり最多の181人の感染を確認するなど増え続けており、国内累計は5000人超、都内のみでも1500人を超えた。7日には東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡の7都府県に緊急事態宣言は発令され、依然として油断できない状況が続いている。
同マップ上では、都内の市区町村別に緑色の円を表示し、円の大きさで感染者数の大小を把握することができる。例えば、9日時点で最も大きな円があるのは、世田谷区(124人)、港区(107人)、新宿区(84人)、杉並区(76人)、品川区(56人)、大田区、目黒区(各51人)、渋谷区(49人)、練馬区(48人)中野区(46人)の10区。
次いで、2番目に大きな円が表示されていた台東区(35人)、中央区、豊島区(各31人)、板橋区(30人)、葛飾区(29人)、足立区(28人)、江東区(26人)と続き、江戸川区(18人)、墨田区(14人)、北区(13人)、文京区(12人)、千代田区(9人)、荒川区(7人)は、23区内では比較的感染者が少なかった。
区部以外でも都内であれば、三鷹市(12人)、八王子市(11人)、西東京市(10人)などと市区町村別の感染者数を円の大きさで確認することができる。一方、他の都道府県でも感染の大小が青色の円で示されており、クリックすると直近に確認された感染者の性年代を確認できる。