エアトリは4月7日、「GWの過ごし方」に関する調査結果を発表した。調査は3月にネット上で実施し、20代以上の男女1511人から回答を得た。
今年のゴールデンウイーク(GW)は昨年ほど日並びが良くないが、2日間休めば8~9連休、さらに2日間休むと12連休になる。「GWに合わせて有休をとる予定がある」(17.6%)は2割弱にとどまり、「有休をとる予定がない」(61.8%)という人を大きく下回った。
「コロナウイルスのせいで仕事が減ってお金がない」という人も
昨年同期の調査では「検討中」(7.7%)が1割弱だったのに対し、今年は20.5%と大幅に増加しており、新型コロナウイルスの影響で有休取得を迷っている人が多いようだ。
就業中の人に対し、今年のGWが最大何連休かを聞いたところ、最多は暦通りの「5連休」(34.7%)だった。また、5連休以上の回答者を合わせると、およそ3人に2人(66.7%)にのぼった。一方で「連休はない」(13.5%)という人も多い。
GWの予定についても、新型コロナの影響はみられる。1位は、昨年と同じで「自宅でゆっくり休む、たくさん寝る」(35.3%)だった。ただ、回答割合をみると、昨年から6.5ポイント増えている。
2位の「自宅で映画・ドラマ・ライブ鑑賞」(18.8%)、5位の「読書」(13.0%)など、自宅で行うものが上位に多くランクイン。一方、昨年2位だった「海外旅行」は、今年はトップ5圏外になっている。
「コロナ報道以外の良質なテレビ番組があると良い」(50代女性)
「コロナ感染がないような自然でのログハウスなど貸切でゆっくり美味しいものが食べたい。温泉も貸切かなあ!」(50代女性)
といった声が寄せられた。
「元々のGWの予定を変更した」(19.7%)、「変更を検討している」(11.3%)とした回答者は、合わせて約3割にのぼる。
「コロナウイルスのせいで仕事が減ってゴールデンウイークにお金を使っている場合ではなくなった」(40代女性)
「有給休暇を取るつもりでいたが、1か月後の動向がわからないので、取らないことにした」(30代女性)
など新型コロナの収束時期が不透明であることから、GWについても外出自粛の動きが続きそうだ。