ペット霊園などを運営する帝進は4月9日、「ペットの霊園・葬儀」に関する調査結果を発表した。調査は3月にネット上で実施し、ペットを飼っている全国の男女1133人から回答を得た。
ペットが亡くなったときの準備をしているかを聞いたところ、4人に1人が「している」(25.1%)と回答した。
「ペットは家族の一員なので先のことを考えるのは当然だと思って」
その理由を聞くと、
「ペットは家族の一員なので先のことを考えるのは当然だと思って」(50代男性)
「その時が来てもパニックにならないように」(50代女性)
という声が目立った。中には、「最高のお別れをしたいから」(30代男性)という意見も寄せられた。
準備の内容は「葬儀方法を決めておく」(39.9%)が最多となった。次いで、「ペットの葬儀社を決める」(36.0%)、「葬儀に関しての情報収集」(18.4%)、「エンディングノートの作成」(3.5%)と続いた。
ペットを看取った経験がある人は67.4%で、看取れなかった人(32.6%)を大きく上回った。その後の対応については、「埋葬した」(33.0%)が最も多く、次いで「火葬して自宅で遺骨を保管している」(30.5%)、「ペット霊園を利用した」(24.6%)、「納骨堂に遺骨を納めた」(4.0%)、「ペット葬儀社のアドバイスに従った」(2.6%)と続いた。
ペットの霊園や葬儀社を事前に決めることについて、合わせて6割以上が「重要だと思う」と回答。理由として「たまに悪徳な業者がいると聞いたことがある」(30代男性)、「自分たちが納得のいく形で見送りたかったから」(40代女性)などの声が寄せられた。