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ACOとペーター・オートがル・マン・クラシックの2021年までの1年延期を発表

2020年04月08日 22:51  AUTOSPORT web

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2018のル・マン・クラシックの様子
4月8日、ペーター・オートとACOフランス西部自動車クラブは、7月2~5日にサルト・サーキットで開催される予定だった第10回ル・マン・クラシックを、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、2021年7月1~4日に延期すると発表した。

 かつてBPR GTシリーズに参画したパトリック・ペーター率いるペーター・オートとリシャール・ミルが立ち上げたル・マン・クラシックは、サルト・サーキットを使い2年ごとに開催されるイベント。1923年~1979年のル・マン24時間を戦ったマシン、または同様のモデルで構成される。

 2020年は7月1~4日に開催が予定されていたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、ペーター・オートとACOはル・マン・クラシックに関する安全性を確保できず、収束に向けた見通しの不確実性により、短期の延期が不可能であるとして、第10回大会は2021年まで1年間延期されることになった。

「ル・マン・クラシックは20万人近くのファンがひとつの会場に集まる、国際的なショーケースだ。ご想像のとおり、現在の日付のままイベントを維持することは論外だった」とパトリック・ペーターはコメントした。

「我々はパートナー、ACOと協力して2021年まで延期し、誰もがル・マン24時間を振り返る最高な時間を完全に楽しめるようにしたんだ」