レース界のマニアック“ヘンタイ”カメラマンこと鈴木紳平がお届けする全日本ロードレース選手権ブログ。今回は、3月25~26日に行われた全日本ロードレース選手権の鈴鹿合同テストに登場した鈴鹿8時間耐久ロードレース出場を目指す、ドゥカティ・パニガーレV4 Rに迫ります。
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昨年の鈴鹿8耐はパニガーレV4 Rでの出場許可が下りず今年に捲土重来を期すドゥカティ勢。恵まれた体制のもと車両開発は順調なようだ。まずはトライアウトで8耐出場権の獲得、その後8時間先のゴールを目指す。
鈴鹿に居を構える“de LIGHT”が走らせる鈴鹿8耐用ドゥカティ パニガーレV4 R。
今年の鈴鹿8耐に向けマフラーを開発。往年の2サイクルGPマシンを彷彿とさせる。
ドゥカティが先鞭をつけたウイングレットは今年も健在。繰り返すが片側で8万円だ。
チューンされたブレーキシステムとラヂエーターを搭載。
ステップ周りもオリジナルだ。
チタン製2本出しマフラー。音は意外と静かだった。集合システムは4-2-1-2だ。搭載位置が高いのはタイヤ交換をしやすくするため。
約20リッターへ増設された燃料タンク。鈴鹿8耐に向けてはさらなる増設が必要。造形美と機能の両立が課題のようだ。