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外出禁止令を破り風俗嬢とパーティー サッカー英代表選手、謝罪するも処分へ

2020年04月07日 15:02  Techinsight Japan

Techinsight Japan

「自宅待機を忘れずに」と呼びかけていたカイル・ウォーカー(画像は『Kyle Walker 2020年3月28日付Instagram「#StayHomeSaveLives」』のスクリーンショット)
英プレミアリーグ「マンチェスター・シティFC」に所属するイングランド代表DFカイル・ウォーカー(29)が外出禁止令を破り、自宅に風俗嬢2人を呼んでみだらなパーティーを開いていたことが明らかになった。

外出禁止令が出ている中、カイル・ウォーカーは友人と2人で風俗嬢を紹介するエージェントに連絡し、女性2人を英チェシャー州にあるカイルの自宅高級マンションに招き入れた。そして自宅にやってきたルイーズ・マクマナラさん(21)と匿名のブラジル人女性(24)に現金2200ポンド(約30万円)を手渡し、みだらなパーティーを行ったという。女性らは夜10時半頃到着し、翌朝2時頃まで滞在していたと見られている。

カイルはパーティーの数日前に自身のInstagramを更新し、「自宅待機することを忘れずに。NHS(国民保健サービス)と命を救おう」と177万人のフォロワーに呼びかけたばかりだった。

この報道に対して、カイルはこのような謝罪文を公表した。

「プロのサッカー選手という立場は、模範としての責任があることを理解しています。家族や友人、サッカークラブ、サポーター、そして一般の皆様を失望させたことをお詫びいたします。」
「現在、ヒーロー達が社会に重要な変化をもたらしています。この1週間、彼らの驚くべき犠牲と救命活動を支援し、人々に伝えるよう熱心に取り組んできました。」

さらにロックダウン中は他人を自宅に入れてはいけないという政府からの要請とは正反対の行動をとったことを反省し、「家にいて、安全でいてください」との言葉で締めくくった。

その後、マンチェスター・シティFCは声明文を発表し「近いうちに内部懲戒手続きを進める」と伝えた。英紙『The Times』によると、マンチェスター・シティFCはカイルに対して2週間分の報酬となる24万ポンド(約3200万円)相当の罰金を科すだろうと報じている。

英紙『The Sun』では、カイルの自宅に呼ばれたルイーズ・マクナマラさんに取材を行い、当時の状況について尋ねている。ルイーズさんはマンチェスター・メトロポリタン大学で犯罪学を学ぶかたわら、シングルマザーとして子供を育てているそうだ。

「私はマンチェスターにあるエージェンシーに登録しているの。ボスから“有名人のクライアントが上品な女性を探している”って連絡があったのよ。」

ルイーズさんはもう1人の女性とタクシーに乗り、夜10時半頃にカイルが住む豪華マンションに到着した。当初は自分を“カイ”と名乗る人物が有名なサッカー選手だとは知らなかったが、もう1人の女性が「彼はサッカー選手よ」と教えてくれたそうで、ルイーズさんは下着姿のカイルを写真に収めたという。

「カイルはもっと分別を持つべきよ。セックスするために自宅に女性を呼んでおきながら、一方ではみんなに自宅待機しろって講義してるなんて。」
「彼は偽善者よ。人々を危険にさらしてるんだもの。」

ちなみにカイル・ウォーカーは今年初めに女性モデルを妊娠させたことが『The Sun』によって発覚、その直後に長年交際した恋人と破局していた。

画像は『Kyle Walker 2020年3月28日付Instagram「#StayHomeSaveLives」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)