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JAF、新型コロナウイルス防止対策を一部変更。オーガナイザー向け救済措置を5月末まで延長へ

2020年04月06日 12:11  AUTOSPORT web

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2020年4月3日付で更新されたモータースポーツ公示『新型コロナウイルス等防止対策に係る対応について』
4月3日、JAF日本自動車連盟は3月6日付で公示された『新型コロナウイルス等防止対策に係る対応について』ならびに、4月1日に発表された『新型コロナウイルス等防止対策に係るお願い』の内容を一部更新。開催自粛要請の対象を変更するとともに、競技等の中止又は、延期を決定したオーガナイザーに対する救済措置を4月末から5月末に延長するとした。

 世界的な流行に歯止めがかからない新型コロナウイルス(COVID-19)感染症。日本国内でも感染者数が増加し、多くのカテゴリーでテストの中止やレースの延期が余儀なくされているなか、JAFは3月から4月にかけて国内モータースポーツ競技での対応指針となるモータースポーツ公示を発表している。

 そのひとつである『新型コロナウイルス等防止対策に係る対応について』では、JAFが新型感染症の影響でJAF認定ライセンス・公認審判員講習会、JAF公認競技会等の中止もしくは延期を強いられたオーガナイザーに対し、スポーツカレンダーの変更、取消申請の無料受付、各種申請料の返金などの救済措置を行うとした。

 一方、『新型コロナウイルス等防止対策に係るお願い』では、4月30日までに開催が予定されているすべての日本選手権競技会をはじめ、JAF公認競技会、JAF認定ライセンス・公認審判員講習会、練習・走行行事等について延期や中止等の感染防止対策を取ることが要請されている。

 そんななかJAFは4月3日付で、これらの内容を一部更新。オーガナイザー向けの救済措置について、対象期日を当初の「4月30日まで」から「5月31日まで」に延長した。また、開催自粛のお願いについては対象催事から「練習・走行行事」の文言が削除されている。

 これらの詳細については、JAFホームページ(http://jaf-sports.jp/news/detail_000498.htm)を確認してほしい。