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三四郎・相田周二がひっそりYouTubeチャンネルを開設 不思議な癒しが今の世の中にピッタリ?

2020年04月06日 10:31  リアルサウンド

リアルサウンド

動画サムネイルより

 YouTuberに関するデータを提供する「NoxInfluencer(ノックスインフルエンサー)」を参照し、直近1週間で注目を集めたYouTubeチャンネルの理由を探る本企画。今回は、3つのチャンネルに注目してみた。今回は「癒し」をテーマに、ゆる~い雰囲気のチャンネルを紹介していこうと思う。


(参考:三四郎、人気YouTuberヒカル&ラファエルの羽振りのよさに驚愕 小宮「YouTubeをナメんなよ」


 1つ目は、お笑いコンビ・三四郎のボケを担当する相田周二の「しゅーじまんチャンネル(↑61.8%/登録者数1.81万)」。チャンネルでは、ヤンニョムケジャンやモッツァレラチーズを作る様子などが公開されている。


 動画にカットはほとんどなく、テロップなどの編集にいたっては、まったく入っていない。動画を回し始めてから作り方を調べたり、話すテンポもゆっくりだったりと、まさにゆる~いチャンネル。ひっそりと更新しているところも、雰囲気作りに一役買っているかもしれない。


 『三四郎のオールナイトニッポン』でパーソナリティを務めている時とは打って変わり、テンションは低め。家で黙々と作業している時のような、素の表情が楽しめるチャンネルとなっている。人気俳優の千葉雄大が度々、「おじさんが食事をしているだけの動画を観て癒されている」と語っているが、相田の動画にも不思議な癒し効果が感じられる。気張らず、マイペースに。そんなスタンスが、何かとストレスが溜まりがちないま、視聴者にウケているのかもしれない。


 2つ目は、大ヒット作品『ポケットモンスター』より、説明不要の人気キャラクター・ピカチュウの情報を届ける「ヒノッチ(↑217.8%/登録者数5.9万人)」チャンネル。大のピカチュウ好きとして知られており、女性ファッション誌『CanCam』では、グッズが所狭しと並べられた部屋が紹介されるほど。


 チャンネルでは、最大2000匹ものピカチュウたちが、プロジェクションマッピングと連動したパフォーマンスを展開する「ピカチュウ大量発生チュウ」のイベントの様子や、『ポケットモンスター』の一番くじの紹介動画が公開されている。


 ここまでピカチュウに特化したチャンネルは他に例がなく、唯一無二の存在。ピカチュウ好きの方や癒やされたい人にとってもオススメのチャンネルだ。


 「癒し」と言ったら外せないのは、動物ジャンル。先週はペットチャンネル「ゴールデンレトリバー『ジョイ』」のサブチャンネルにあたる「ジョイの小部屋(↑53.5%/登録者数1.96万人)」が急上昇している。ゴールデンレトリバーであるジョイ君の生活を切り取った動画がファンを集めており、パパとママに甘える姿は必見。「かまちょ無視したら三倍になって返ってきた」という動画では100万再生も記録した。


 動画内に登場するママが美人という点でもたびたび話題になるなど、実はジョン君以外でも話題に事欠かないのも魅力の一つ。短い尺で見やすい動画も多いので、ぜひ視聴していただきたい。


 コロナ感染症の流行で、家にいる時間が増えた人も多いのではないだろうか。日々のストレスは溜まる一方だが、そのおかげでネットに触れる時間も増え、動物や赤ちゃん動画のような「癒し」にかんたんに出会えるようになった。自分だけのオアシスを見つけるため、YouTubeを散策してみるのはいかがだろうが。


(鳥羽竜世)