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セレーナ・ゴメス、双極性障害と診断されたことを初告白「時々急に泣き出してしまう」

2020年04月05日 12:02  Techinsight Japan

Techinsight Japan

セレーナ・ゴメス「多くの情報を得たことで助けられた」とも(画像は『Selena Gomez 2020年1月11日付Instagram「Had so much fun at the @dolittlemovie premiere this morning」』のスクリーンショット)
米時間3日、セレーナ・ゴメス(27)がマイリー・サイラス(27)のInstagram Liveに出演し、双極性障害(躁うつ病)と診断されていたことを告白した。セレーナはこれまでにも不安や抑うつとの葛藤を率直に語ってきたが、医師からの診断を明らかにしたのは今回が初めてである。

この日、セレーナ・ゴメスはマイリー・サイラスが行っているInstagram Liveシリーズ『Bright Minded : Live』に出演した。2人はメンタルヘルスについて率直に話し合い、セレーナはより多くの情報を得たことによって助けられたことなども打ち明けた。

配信中、マイリーがメンタルヘルスについて相談したい人がどうすれば良いか、どこに行けばよいのかと尋ねると、セレーナはこのように答えた。

「つい最近、マクリーン病院(McLean Hospital)という有名な精神科を尋ねたの。そして、これまでにたくさんのこと乗り越えてきた結果、自分が双極性障害だってことに気付いたことを話したわ。多くの情報を得たことで助けられたの。一度知ってしまったら、もう怖くはないのよ。」

そして、多くの人々はメンタルヘルスについてオープンに話すことができずにクールを装い、その結果として怒りを蓄積した子供やティーンエイジャー達をたくさん見てきたことを明かした。

「言いたかったことを最終的に打ち明けたの。すべてのことを知りたかったし、そのことが恐怖を取り省いてくれた気がするわ。」
「子供の頃は雷が怖くて。そうしたら、母親が雷に関する本を何冊か買ってくれた。“勉強すればするほど、強くなれるのよ”ってね。本当にその通りだった。おかげで大きな波も乗り越えることができたから。」

現在米国の多くの地域では、新型コロナ感染拡大防止策として外出禁止令が出されている。自宅待機中であるセレーナは、最近の生活についてこのように話している。

「尊敬する年上の女性と連絡を取り合ってる。彼女達は業界人ではないの。電話をして、自分が感じてることを話すことは本当に手助けになってるわ。」

そんなセレーナは、時々急に泣き出してしまうことがあるそうだ。そういった時には感情を開放して深呼吸し、気持ちを落ち着かせる努力をしているという。

「この悲しみがどこから来ているのだろうか? 私は大きなエンパス(共感する力が非常に高い人)だから多くのことを感じてしまうけど、そこから一歩引かなければならない。でもね、私が誰かのために存在するって感じることも、自分自身を助けてくれるのよ。」

素直な気持ちを吐露したセレーナ・ゴメスに対し、マイリー・サイラスが共感する意見を添えた。

「あなたの言うように、私も愛する人や尊敬する人達から光を与えられたわ。そして、みんながそこにいてくれて、私と同じように感じてるんだって知った時、孤独を感じなくなったのよ。」

画像は『Selena Gomez 2020年1月11日付Instagram「Had so much fun at the @dolittlemovie premiere this morning」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)