3歳息子も陽性結果だったことを告白したP!NK(画像は『P!NK 2020年4月3日付Instagram「Two weeks ago my three-year old son, Jameson, and I are were showing symptoms of COVID-19.」』のスクリーンショット) 現地時間3日、歌手のP!NKがInstagramを更新し、自身と3歳の愛息ジェムソンくんが新型コロナウイルスに感染していたことを明かした。P!NKは「検査は無料にすべき」「性別や年齢に関係なく誰もが感染し得る」と声高に訴えるとともに、2つの基金に合計1億円超を寄付したことを発表した。
米出身の人気歌手P!NKが現地時間3日、Instagramに自身と3歳の愛息ジェムソンくんのツーショット写真をアップ、2週間ほど前に受けた新型コロナ検査で2人とも陽性と診断されていたことを明らかにした。一連の症状が見られたため医師のもとを訪ねたところすぐに検査を受けることができたそうで、その後自宅にて2週間の隔離生活を送っていたという。
P!NKは自身だけでなく3歳のジェムソンくんも陽性と診断されたことを踏まえ、
「世間はこの病気に年齢は関係がないこと、健康かそうでないか、金持ちか貧乏かも無関係であることに気づくべきです。」
「子供達や家族、友人、そしてコミュニティーを守るため、検査を無料にし、より多くの人が診断を受けられる体制を整えるべきです。」
と訴えた。P!NKはまた、
「検査の受け入れ態勢を広げない方針は、政府の明らかな茶番であり失敗なのです。」
とも述べ、この危機的状況を軽視し続け、科学的根拠のない発言を繰り返してきたトランプ政府のことを批判した。
フィラデルフィア州出身のP!NKは、実母ジュディ・ムーアさんが看護師として18年間勤務した「テンプル・ユニバーシティ病院」の緊急基金、ならびに現在家族と居を構えるロサンゼルス市の「COVID-19 クライシス基金」 にそれぞれ50万ドル(約5400万円)ずつ寄付することを発表。また自身のInstagramで
「医療従事者の皆さん、そして私達の大切な人を守るため懸命に働いてくださっている世界中の皆さん、ありがとうございます。あなた方は私達の英雄です!」
と感謝の意を表するとともに、ファンに対して
「向こう2週間が正念場です。皆さん、どうか自宅待機を守って。お願いです、くれぐれも家から出ないように。」
と呼びかけた。
なおP!NKは発症から2週間後に行った再検査で、ジェムソンくんともども陰性結果だったことも合わせて報告している。
画像は『P!NK 2020年4月3日付Instagram「Two weeks ago my three-year old son, Jameson, and I are were showing symptoms of COVID-19.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)