新型コロナウイルスの感染拡大に揺れる国内モータースポーツ界。2020年はGT500クラスへのクラス1車両の導入、年間2戦の海外開催、熾烈さを増すGT300クラスなど数多くのトピックスがあったスーパーGTも、開幕から3戦が延期となってしまった。ただ開幕を前に、ちょっぴり知識をつけておけば、来たる開幕がより楽しく迎えられるはずだ。そこで、不定期連載となるがスーパーGT参戦チームのチーム名とカーナンバーの由来をお届けしよう。第5回目は、GT300クラスに2台のTOYOTA GR SPORTS PRIUS PHV apr GTで参戦する、aprだ。
■apr ・#30 マシン:TOYOTA GR SPORTS PRIUS PHV apr GT ドライバー:永井宏明/織戸学 カーナンバー:30 監督:金曽裕人 タイヤ:ヨコハマ
・#31 マシン:TOYOTA GR SPORTS PRIUS PHV apr GT ドライバー:嵯峨宏紀/中山友貴 カーナンバー:31 監督:金曽裕人 タイヤ:ブリヂストン
こうして生まれたaprはGT300のトップチームとして戦い、2002年には新田/高木組が、2005年には佐々木孝太/山野哲也組が、2007年には大嶋和也/石浦宏明組がチャンピオンを獲得。また、結果はもちろん多くのトップドライバーを育てた名車MR-Sの後にも、ASLガライヤ、カローラアクシオ、プリウスGT、そして現在のTOYOTA GR SPORTS PRIUS PHV apr GTと、数多くのマシンを生み出してきた。