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ジャニーズJr.チャンネルが100万人登録を突破! 魅力あふれる各グループをあらためて徹底解説

2020年04月04日 07:21  リアルサウンド

リアルサウンド

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 ジャニーズJr.のYouTube公式チャンネル『ジャニーズJr.チャンネル』が、ついに登録者数100万人を突破した。3月30日には、ジャニーズJr.を代表してTravis Japanの7人が動画『緊急コメント【祝!100万人突破】ありがとうございます。』に登場。「本当に嬉しいですし、一つの目標でもあった。もっともっと上を。そして楽しい動画を届けたい」(宮近海斗)と、感謝の言葉と今後の抱負を語った。


(参考:嵐、YouTube配信に登場し全国にエール 人々の希望を呼び起こす“国民的アイドル”の力


 2018年にスタートした『ジャニーズJr.チャンネル』。HiHi Jets、東京B少年(後に「美 少年」に改名)、SixTONES、Snow Man、Travis Japanの人気グループ5組が各曜日を担当し、それぞれの魅力を発信してきた。それまでネットに対して慎重な姿勢を見せてきたジャニーズ。特にデビュー前のジャニーズJr.を知るには、特定の雑誌やテレビ番組に限られていた。それが、YouTubeという身近なメディアで、しかも頻繁に更新されることから、新しいファンを獲得。その数字が、このチャンネル登録者数100万人へと導いたに違いない。


 そして、この『ジャニーズJr.チャンネル』を通じて、SixTONES、Snow Manが、メジャーデビューという大きな夢を掴み、それぞれ個別チャンネルを開設。その枠を、次の後輩グループが引き継いでいくという新たな流れも作られた。現在は、少年忍者(水曜日)、Travis Japan(木曜日)、7 MEN 侍(金曜日)、美 少年(土曜日)、HiHi Jets(日曜日)を担当。月曜日、火曜日は不定期にグループ横断企画や、番外編などをアップしている。


 なかなか外で遊ぶことができない今こそ、次のスターを『ジャニーズJr.チャンネル』で探し当ててみてはいかがだろうか。そこで、今回はそれぞれのグループの魅力を最新動画を踏まえて紹介したい。


■やさしい世界が広がる、Travis Japan
 まずは、冒頭から登場しているTravis Japan。確かなキャリアを築いてきた実力派グループだ。キレキレなダンス&華麗なアクロバットで魅了しているにも関わらず、ボケたがりや天然メンバーが多数というギャップが、大きな見どころ。


 誰かを下げるような笑いは一切とらず、褒め合って伸びていくスタンスで、いつも冷静で頭脳明晰な川島如恵留が先生となり、他の6人が園児化してしまうのがTravis Japanのお決まりパターン。最新動画『【ファンコール講座】Unique Tigers』では、ファンがコンサートをより一層楽しめるようにとコールアンドレスポンスのレクチャーをしてくれているのだが、うちわやポンポンを持って動きを確認するメンバーが、もはや幼稚園のおゆうぎ練習のようで、実に平和。如恵留先生は気が気じゃないのか、カメラよりも進行役を務める七五三掛龍也を見守っているのも微笑ましい。


■脳みそに汗をかく、HiHi Jets
 HiHi Jetsは、光GENJI、Kis-My-Ft2などジャニーズのローラースケート芸を受け継ぐグループ。幼いころからジャニーズJr.として活躍している井上瑞稀や橋本涼に加えて、バラエティ番組に出れば「私服のセンスがやばい」などしっかり爪痕を残している高橋優斗、トークもラップも得意な猪狩蒼弥、フワッとした発言をしながらも実は腹筋バキバキな作間龍斗と、器用なメンバーが揃う。


 それゆえに動画の企画も、心理戦や知恵が求められる街歩きゲームなどひとクセある動画が多く見受けられる。最新動画『【嘘つきを探せ】この㊙︎エピソード…ホント?ウソ?』では、即座にウソのエピソードを披露する、ダウトトークを展開。頭の回転の速さ、ウソをメンバーに悟られない演技力……と、試される彼らと一緒にハラハラを楽しめる。


■王道ワチャワチャな、美 少年
 美 少年は、高学歴な那須雄登、コミュ力抜群な浮所飛貴、177cmと高身長な佐藤龍我、ファンシーな雰囲気の最年長・藤井直樹、負けず嫌いな最年少・金指一世、料理好きな癒やし系・岩崎大昇と、端正なビジュアルに加えて、それぞれのキャラクターもしっかりと確立されているアイドルの王道感あふれるグループ。メンバー6人が2000年~2004年生まれと年齢が近いこともあり、そのワチャワチャ具合が大きな魅力だ。


 最新動画『【語学発音動画】中国語を耳コピ!翻訳アプリに正しく伝わるか?』では、ネイティブスピーカーを真似て中国語発音にチャレンジ。見事、翻訳アプリに伝われば、シュウマイをゲットできる。勝者が「あーん」と食べさせると見せかけてパクッと頬張るやり取りは、彼らの中のリアルな流行りだという。日常の延長を感じさせる、素の仲の良さがにじみ出ているのが楽しい。


■何が起こるか予測不能な、7 MEN 侍
 男闘呼組やTOKIOなど、バンドが組めるというのも、ジャニーズに受け継がれてきた系統。その次世代を担う存在として結成されたのが、7 MEN 侍だ。歌って、踊れるだけではなく、楽器を奏で、さらにはスケートボードでパフォーマンスを披露する。


 ステージではクールな彼らだが、YouTubeの動画では笑ったり泣いたりと大忙し。最近は、ダチョウ王国に向かった動画が続いており、特に鳥類が苦手な今野大輝と佐々木大光が大ピンチに。ヘビは平気なのに、ひよこで涙……と視聴者の期待を大きく超えた展開が繰り広げられている。最新動画『【罰ゲーム決行】60羽のダチョウと対決!?』では、今野と佐々木、そして全身タイツにダチョウの餌をつけた菅田琳寧が、ダチョウの群れの中へ! 涙を流しながら罰ゲームを終えた佐々木の言葉も、やはり予想外なものなので、ぜひ動画で確認してほしい。


■“見つける“楽しみがある、少年忍者
 やはり、ジャニーズJr.を応援する醍醐味は、未来のスターとなる逸材を見出し、その成長していくさまを応援していくこと。となれば、まさにこれから“見つかる“であろう原石たちが集まる、少年忍者に注目だ。


 少年忍者は、外でロケを行なうとなれば観光バスで移動するほどの大所帯。最新動画『【みんなで遠足~第4弾~】願いを叫べ!大声選手権』では21名が登場している。学級委員のように、その場を仕切り、的確なツッコミを入れていくのは川﨑皇輝。そして1人ひとりがしっかりと画面に映るので、気になるメンバーを探すのにぴったりだ。なんとか視聴者の印象に残ろうと試行錯誤するメンバーたち。なかには伝わりにくいエピソードをチョイスしてしまったり、まだアクロバット習得に勤しんでいたり……と、これからな部分もたくさんある。しかし、だからこそ、その伸びしろの分だけ応援しがいがあるというもの。無茶振りにも果敢に攻める「元木ワクワク」こと元木湧のように、ひたむきに頑張る彼らを見守るうちに、元気と勇気を貰えるはずだ。


(佐藤結衣)