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2021年卒が魅力に思う企業2位「成長できる環境がある」─「給与・待遇がいい」「完全週休2日」も上位ランクイン

2020年04月03日 18:00  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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i-plugは4月2日、就活生の「企業の魅力と働き方」に関する意識調査の結果を発表した。調査は今年2月に実施し、2021年卒業予定の大学生4199人から回答を得た。

どのような企業に魅力を感じるか聞いたところ、「社内の雰囲気が良い」が最も多く75%。4年連続の1位となった。以降は、「成長できる環境がある」(50.3%)、「給与、待遇が良い」(48.5%)、「完全週休二日制」(46.7%)と続いた。

8割の学生が男性の育休取得に賛成「自分の子供でもあるのに」

社内の雰囲気を重視する人からは、具体的に

「より長く勤めることができるため」
「ギスギスした雰囲気の中では効率のいい仕事ができないと感じるため」

といった声が上がった。男女別に見ると、女性は男性よりも「社内の雰囲気が良い」ことに関心が高く、男性は女性よりも「成長できる環境ある」「給与、待遇が良い」ことに関心が高かった。

働き方について気になるポイントは「どのような社員が働いているか」「時間外労働やサービス残業がないか」の2つが上位を占め、半数以上の学生が回答した。

「将来的に転職はあり」と考えている学生は71.3%となった。2019年卒が61.0%、2020年卒が72.0%というように転職をありだと考える学生の割合は近年高くなっている傾向がある。

理由として、「どの会社にも中途採用者がいて、待遇環境が良い会社に転職するのは当たり前な時代になったから」などを挙げる声が多く、転職への抵抗は少なくなっているようだ。

また、男性の働き方について、職種や役職を問わず「育休をもっと取得すべき」と考える人は78.3%に上った。

「自分の子供でもあるのに、産んですぐの母親に任せっきりするのはどうかと思う」
「女性も働く時代なので、男性も女性も家事・育児をする必要があると思うから」

以上のように育児は男女ともに協力が必要という考えが大半だった。