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「セントジェームス」洗って使えるマスクを生産、ボーダーカットソーの生地を使用

2020年04月01日 20:02  Fashionsnap.com

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フランスのカジュアルファッションブランド「セントジェームス(SAINT JAMES)」が、フランス国内での新型コロナウイルス感染症対策の一環で、洗濯して繰り返し使用できる100%コットンのマスク生産を開始した。フランスのホスピタルグループ「モン・サン・ミッシェルホスピタルグループ」の医療従事者に無償で提供する。
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 マスクは、社内にあるボーダーカットソーなどの素材を使用して製造しており、現在あるストック分で約2万枚のマスクを生産できるという。コットン生地の間にコットンフリースを挟み込んだ仕様で、60°C程度までであれば、お湯での洗濯にも対応する。
 生産にあたり、作業前の手洗いやマスク着用の徹底、作業場でのアルコール除菌ジェルの設置、作業スペースの間隔の確保、従業員1人につき1台の専用ミシンの使用といった社員の健康対策を導入している。
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