GABAは3月31日、「ビジネスパーソンの失敗に関する調査2020」の結果を発表した。調査は、2月28日~3月2日に実施し、20~59歳のビジネスパーソン1000人から回答を得た。
職場にいたら「失敗知らずで頼りになる同僚になりそう」なイメージのアニメキャラを聞いたところ、1位は「ドラえもん」(ドラえもん)だった。同社は「秘密道具の助けを借りて失敗を乗り切りたいという人が多いようです」とコメントしている。
仕事での恥ずかしい失敗 「失礼しました」を「失恋しました」と打ち間違え
2位以降、「モンキー・D・ルフィ」(ONE PIECE)、「江戸川コナン」(名探偵コナン)、「出木杉英才(ドラえもん)」、「孫悟空(ドラゴンボール)」がトップ5に入った。6位は同率で「シャア・アズナブル」(機動戦士ガンダム)、「リヴァイ・アッカーマン」(進撃の巨人)、「工藤新一」(名探偵コナン)がランクイン。
仕事での失敗について聞くと、「良いことだと思う」が計52.2%で多数派となった。その理由として「成長できるから」「同じ失敗を繰り返さないようになるから」「学びになるから」といった声が多く寄せられた。
また「仕事での失敗は成功のもとだと思う」と回答した人は計86.2%にのぼる。一方、「仕事での失敗は恥ずかしい」という人も計61.2%いる。仕事でやってしまった恥ずかしい失敗談では、
「お客さんの名前を間違ったまま最後まで対応していた」(30代男性)
「"遅出"と"早出"を間違えて出勤した」(30代男性)
といった声が寄せられた。電話やメールにおいても「『失礼しました』を『失恋しました』と打ち間違えていた」(20代女性)、「以前の勤務先で名乗った」(40代男性)という経験がある人もいる。
誤変換の経験がある人は多く、「返信を変身」「ご入金を誤入金」「お食事券を汚職事件」「確認を角煮ン」に間違えたしまったという回答も。
失敗されると怒りが爆発すると思うこと1位は「人のせいにする」で36.6%。次いで、2位「嘘をつく」(31.7%)、3位「謝らない」(26.6%)、4位「逆ギレする」(23.2%)、5位「言い訳をする」(22.3%)だった。
役職別では、管理職は「嘘をつく」(39.6%)が非管理職(30.5%)より約10ポイント高かった。管理職の人としては、正直に本当のことを言ってもらえないと、取り返しがつかなくなる危険性を認識している人が多いと考えられる。