嵐、Kis-My-Ft2、King & Prince……ジャニーズ勢『CDTVライブ！ライブ！』パフォーマンスへの期待

　3月30日に4時間生放送の『CDTVライブ！ライブ！』（TBS系）が放送される。総勢17組のアーティストの出演が発表され、そのうちジャニーズからは嵐、Kis-My-Ft2、King & Prince、SixTONES、Snow Manの5組が出演する。今回は過去のパフォーマンスや事前情報、新譜情報を交えながら、彼らのパフォーマンスについて予想してみたい。

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●音楽番組の常連、嵐はテレビ初披露曲で参戦
　これまでに数え切れないほど生放送の音楽番組に出演してきた嵐。スマホアプリと連動したファン参加型の企画など、積極的に新しい取り組みを取り入れて楽しませてくれた。今回は自分たちで選曲したスペシャルメドレーを披露。その中にはテレビ初披露の楽曲も含まれるという。現在、YouTubeで公開されている「A-RA-SHI : Reborn」も候補に該当する。

　ファンの気持ちを汲んでか、インスタライブで声を聞かせてくれたり、2，2，1に分かれてスクショタイムを設けたりと、優しくてサービス精神旺盛な彼ら。メンバーたちがどんな曲をプレゼントしてくれるのか、嵐の場合はあえて予想をしないのも楽しめそうだ。

●アルバムをリリースしたばかりのKis-My-Ft2
　現時点での公式発表ではSPメドレーを披露とのこと。Kis-My-Ft2とTBSといえば、2011年放送の金曜ドラマ『美男ですね』だろう。玉森裕太、藤ヶ谷太輔が出演し、主題歌の「Everybody Go」でCDデビューを果たした思い出の作品だ。今年でデビュー10年目というメモリアルイヤーだけに、スタートの場所でもある同局でデビュー曲を披露というのも感慨深い。また、3月25日に発売になったばかりの9枚目のアルバム『To-y2』から、「To Yours」もリクエストしたい。気が滅入りそうな気持ちを包み込むような彼氏感がある楽曲は、この時期にこそ聞きたい。ぜひ“夢いっぱいの贈り物”を届けて欲しい。

●新曲披露も！　King & Prince
　King & Princeは「シンデレラガール」「Memorial」「君を待ってる」「koi-wazurai」、そして4月29日リリースのシングル曲「Mazy Night」と、シングルメドレーを披露する。王道のラブソング「シンデレラガール」から、「koi-wazurai」ではリアルに恋煩いしてしまいそうなほど、胸キュンソングが続く。そしてぐっとテイストが変わる「Mazy Night」と、ダンスナンバーへとどうつなげていくのか気になるところ。

　King & Princeは、恋愛ソングであってもダンスが生きているところが特徴の一つ。歌をメインにしても成立するであろう楽曲でも全身やフォーメーションで表現するので、歌詞と共に指の先から膝や脚の細かな動き、表情まで見逃せない。

●匂わせ？　Snow Manのもう一曲とは？
　Snow Manはデビュー曲「D.D.」に加えて、もう1曲歌唱予定だという。9人構成ならではのダイナミックかつ安定したアクロバティックは、多くの人の目に触れるチャンス。

　3月29日放送のCDTVでは、『CDTVライブ！ライブ！』に向けてメンバーで打ち合わせを行ったことを明かしており、ラウールが「Snow Manなりの色気を出せたらいいのかなって」、「唇のような……」と“匂わせ”的な発言をしていた。これには「KISSIN’ MY LIPS」を予想する声が多数みられた。これはラウールとDiorのスペシャルコラボレーションに起用された楽曲で、特設サイトで公開されている。ジェンダーレスな世界観、ハイブランドならではの艶っぽさを9人でどう表現するのか妄想が膨らむ。

●ライブしたくてウズウズ！？　SixTONESのアノ曲とは？
　デビュー曲「Imitation Rain」を披露するSixTONES。番組公式インスタグラム（https://www.instagram.com/p/B-O2x4zBDwd/）動画に登場した際には、「地上波初のアノ曲」を披露すると告知。……アノ曲といえば、1stシングル『Imitation Rain/D.D.』の通常盤に収録されている「Telephone」「NEW WORLD」あたりが有力候補だが、「Hysteria」をリクエストする投稿もみられた。すでにBS番組ではお披露目済みで、フィンガーダンスを取り入れた緻密なパフォーマンスが特徴。バラエティ番組では積極的に笑いを取りに行く彼らと同一人物とは思えないギャップ、躍動感溢れる力強いパフォーマンスを全国に放って欲しい。そして、元気が足りない時にこそ一緒に騒ぎたいMr.ズドンの登場はあるか！？　こちらも期待したい。

　ライブやコンサートの取りやめや延期が相次いで発表されるなか、ライブパフォーマンスが生放送で観られるのはとても貴重でありがたいこと。また、同時視聴によりSNSで仲間や同じように応援するファンと繋がることができるのも、この時期は特にそのありがたさを感じる。大好きな彼らと同じ時間を過ごせる生放送。この貴重な時間を存分に楽しむべく、早々に用事を済ませ、HDDの容量を空け、前のめりでスタンバイしたい。（柚月裕実）