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エド・シーラン、ロックダウンで経営するパブ閉鎖も「給料は全額支払う」と約束 スタッフには「休業中はボランティアで国民を助けて」と呼びかけ

2020年03月27日 14:52  Techinsight Japan

Techinsight Japan

自身が経営するパブでのエド・シーラン(画像は『Ed Sheeran 2019年9月26日付Instagram「Me and @stuartcamp73 have opened up our own bar in London.」』のスクリーンショット)
新型コロナウイルス感染拡大を抑えるためロックダウン中の英国では、レストランなどの飲食店はすべて閉鎖することを命じられた。エド・シーラン(29)が経営するパブレストランも現在休業中だが、従業員には休業中の給料を全額支払うと伝えたそうだ。英紙『The Sun』などが報じた。

エド・シーランが経営する「Bertie Blossoms(バーティ・ブロッサムズ)」はロンドンの高級住宅街ノッティング・ヒル地区で2019年11月にレストランとしてオープンした。今年1月にはパブとして営業する許可を得ており、食事を目的としない客にアルコール類のみを提供することが可能になった。店名の“バーティ・ブロッサムズ”は、エドの妻チェリー・シーボーンさん(27)の名前から着想を得たと言われている。

『The Sun』に語った情報筋によると、エドはレストランで働く10人のスタッフに解雇する予定はないと伝え、店が休業している間にボランティア活動や別の仕事をして国民を助けてくれたら嬉しいと話したという。スタッフには「心配することはない」と言い、世の中が元通りになったら、自らビールを注いでみんなを楽しく盛り上がらせると約束したそうだ。レストランのマネージャーは、時折店内を訪れて安全点検を行っているという。

英国内ではロックダウンの影響により、多くの職場でやむを得ず解雇されたり給料が支払われないといった事態が起きている。そんな中、スタッフを解雇せず休業中の給料を全額支払うと約束したエドについて、この事実を伝えた人物は次のように話した。

「みんなの気持ちを落ち着かせてくれるエドは、素晴らしいよ。多くの人は“彼なら支払える”って言うだろう。でも、大金持ちほどケチってこともある。エドはそんな人じゃないんだ。」

英誌『Heat』による2019年の英国長者番付で、エドは30歳以下のセレブ長者番付1位に輝いている。今年2月にはロンドンの不動産市場において1千万ポンド(約13億円)を投入し、エドの所有財産はマンションやフラット、一軒家27軒を含む5700万ポンド(約75億円)にもなった。

さらに英サフォーク州には370万ポンド(約4億8700万円)相当の豪華な地所を所有しており、地元の村の人達は“シーラン都市(Sheeranville)”と呼んでいる。2012年にエドの故郷フラムリンガムにある指定建造物グレードIIとして登録されている由緒ある農場内の家屋の移り住んでからは、4軒の家を購入している。

画像は『Ed Sheeran 2019年9月26日付Instagram「Me and @stuartcamp73 have opened up our own bar in London.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)