リクルート住まいカンパニーは3月26日、「SUUMO住みたい街ランキング2020 福岡県版/福岡市版」を発表した。調査は昨年12月から今年1月にわたりネット上で実施し、福岡県在住者1067人から回答を得た。
福岡県版住みたい街ランキング1位は「博多」。福岡市最大の繁華街・天神と並ぶ福岡市の中心部で、九州最大の拠点駅でもある。その利便性から博多をオフィスの拠点にする企業も多い。
博多は「22年度には七隈線が開通するのでもっと便利になる」
「博多」と回答した人からは
「新幹線や福岡空港へのアクセスが至便。博多駅や天神へのアクセスも至便で買い物などもしやすい」(20代男性)
「JRも地下鉄もアクセスがよく、2022年度には七隈線が開通するのでもっと便利になる」(30代女性)
といった声が寄せられた。
2位は「薬院」。天神や博多に近く、地下鉄七隈線の延伸により交通利便性向上が期待されている街だ。理由としては「おしゃれな飲食店がたくさんある。それでいて、閑静な住宅街というイメージ。天神に歩いて行ける」(30代女性)という意見が多かった。
3位には「西鉄福岡(天神)」がランクイン。アジアの拠点都市としての役割・機能を高め,新たな空間と雇用を創出するプロジェクト「天神ビッグバン」を福岡市が推進する地区だ。
「九州で一番繁栄している地域なので、一度は生活してみたいとは思っている、憧れみたいなものがある」(40代男性)
という声もみられた。
4位は北九州市の中心駅「小倉」、5位には西南学院大学がある「西新」がランクインしている。福岡市内屈指の高級住宅街「大濠公園」は7位だった。
福岡県民が選ぶ住みたい自治体ランキング1位は、天神や薬院のある「福岡市中央区」。交通利便性の高さと商業施設の充実が理由として多く挙げられた。
2位は「福岡市博多区」、3位は「福岡市東区」。福岡市以外では、7位「北九州市小倉北区」9位「北九州市八幡西区」10位「久留米市」がランクインしている。