リスクモンスターは3月26日、「離婚したくなる亭主の仕事」に関する調査結果を発表した。調査は2月にネット上で実施し、20~49歳の既婚女性600人から回答を得た。
「夫の仕事に対する不満がある」(47.5%)とした人は約半数にのぼった。回答者を年代別にみると、最多は「30代」(51.5%)。次いで「20代」(48.0%)、「40代」(43.0%)と続いた。
夫の年収1500万円以上でも「転職してほしい」が3人に1人
「不満がある」と回答した人の割合を夫の年収別にみると、最多は「300万円以上400万円未満」(61.8%)に。次いで「300万円未満」(58.5%)、「400万円以上500万円未満」(55.3%)、「500万円以上600万円未満」(53.3%)という結果だった。
不満の理由1位は「給料が低い」(71.6%)だった。次いで「残業が多い」(33.3%)、「福利厚生が不十分」(22.8%)と続く。給料に対する不満は「40代」(81.4%)で最も高く、年収別では「300万円以上400万円未満」(88.1%)で9割に迫った。
また、夫に対して「転職してほしい」(27.3%)と考えている人は約3割にのぼることが分かった。年代別にみると、やはり「30代」(31.5%)が最多で、以降に「20代」(31.0%)、「40代」(19.0%)と続いた。
夫の年収別では、最多が「300万円未満」(43.1%)で4割超。次いで「300万円以上400万円未満」(41.2%)、「400万円以上500万円未満」(36.0%)と年収が高くなると、回答率が下がる傾向があった。一方、例外的に「1500万円以上」(33.3%)では割合がやや高かった。
他方で「夫の仕事が原因で離婚したい」(11.8%)という人も1割強にのぼる。年代別では、やはり「30代」(14.0%)、「20代」(11.0%)、「40代」(10.0%)の順に多かった。
回答を夫の年収別にみると、トップは「300万円未満」(21.5%)で、以降に「300万円以上400万円未満」(16.2%)、「400万円以上500万円未満」(10.5%)と続いた。
また、前述の3項目「不満」「転職希望」「離婚意識」の回答率を比較したところ、いずれの項目でも「共働き」(不満:49.9%、転職:31.5%、離婚:14.9%)が「専業主婦」(同44.1%、21.2%、7.3%)の回答率を上回った。