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ジェレミー・レナー、新型コロナ影響で収入激減 養育費減額を要求も元妻は激怒

2020年03月26日 18:02  Techinsight Japan

Techinsight Japan

養育費をめぐってバトルが勃発したジェレミー・レナー
人気俳優のジェレミー・レナーが、新型コロナウイルスの影響で予定していた収入が見込めなくなったことを理由に、毎月支払っている元妻への養育費の減額を求めていることが明らかになった。しかし元妻はこの仕打ちに激怒しているという。

予定されていたツアーがキャンセルになったり、撮影中だった映画のプロダクションが閉鎖したりと、新型コロナウイルスの感染拡大による影響はハリウッドセレブ達にも及んでいる。米出身俳優のジェレミー・レナーもそんな影響を受けた一人だ。アクション映画『アベンジャーズ』シリーズでホークアイ役を演じ人気を博したジェレミーだが、昨年公開された第4作目『アベンジャーズ/エンドゲーム』をもって、同シリーズは完結した。

今年は新たな映画出演の仕事が決まっていたというジェレミーだが、このたびの新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けてプロジェクト始動の目処は立っていないという。そのため今年は昨年に比べ収入が激減することを見越したジェレミーは今月23日、元妻へ毎月支払っている養育費の減額を求める書類を裁判所に提出した。

ジェレミーは2013年、カナダ人モデル兼女優のソニー・パチェコさんとの間に一人娘アヴァちゃんを授かった。しかし2015年に「和解し難い不和」を理由にあっけなく離婚、以降毎月元妻に養育費を支払っている。芸能情報メディア『TMZ』によれば、その費用は毎月およそ3万ドル(約330万円)でそこには住居費や食費、交通費などが含まれているという。

しかし収入の機会が奪われてしまったジェレミーは、アヴァちゃんの日々の暮らしには「1万1000ドル(約120万円)以上は必要ないはず」として、この金額を上限に養育費の減額を求めた。ソニーさんの養育費の使い途にはかねてから疑問を抱いてきたジェレミー。このほど裁判所に提出された書類には、そんなソニーさんの彼の資産への執着ぶりは「止まるところを知らない」と記載されているという。そのため今回は養育費減額に加え、その管理もソニーさんではなく自身のビジネスマネージャーに委ねることを要求しているようだ。

一方でソニーさんは『Fox News』の取材に対し、グローバル・クライシス真っ只中というタイミングで娘の養育費減額を求めるジェレミーに「失望した」と答えているほか、

「これまで地獄のような7年間を送ってきましたが、そろそろ私自身の口から彼の数々の嘘を暴く時が来たようです。」

と前置きし、現在3万ドルもの養育費は受け取っていないこと、貯金は親権争いによる弁護士費用で消えていっていることなどを明かしている。“新型コロナ・クライシス”も一向に収束する気配が見えないが、親権や養育費をめぐる2人のバトルも長引きそうな予感である。
(TechinsightJapan編集部 c.emma)