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アニソンシンガー亜咲花が"奇跡"を感じた20歳のバースデーライブを振り返る

2020年03月25日 18:02  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
●“これまで"を振り返りつつ、"これから"への意志表示も

アニソンシンガー・亜咲花が3月25日に、自身初となるライブBlu-ray『亜咲花 20th Birthday Live ~EVE~』をリリース。昨年10月、自らの20歳の誕生日を祝す形で開催した同名のライブが、満を持して映像化される。今回はその発売にあたって、亜咲花自身にライブの裏話を語ってもらった。そのなかで飛び出した、"アニソンシンガー・亜咲花"を形作ったさまざまな"奇跡"とは。
○●目指したのは、“亜咲花の成長記録"のようなライブ

――ライブ映像が単体で商品化されるのは、初となります。

この日の夜は全身全霊を込めてステージに立ったので、それがいつでも観られるというのは嬉しいです。それに、やっぱり特典と単体の商品とでは、全然違うじゃないですか? 「亜咲花のライブを家でも見たい!」っていう人がいるから実現したことだと思うので、それもすごく嬉しかったですね。これが亜咲花のライブを生で観たいと思ってもらって、ライブに足を運ぶきっかけになったらいいなと思います。

――この日のOP映像は、亜咲花さんの成長記録から構成されていましたね。

これは私から提案しました。OP映像をつけたこと自体今回が初めてだったんですけど、"亜咲花の成長記録"みたいなライブにしたくて。生まれた瞬間からだんだん大きくなっていって今の亜咲花になる……ていう、ちょっと物語のようなライブにしたいなと思って、OPとアニソンカバーの前、あとアンコール前にも映像をつけてほしいという話をしました。

――OP映像では、途中から歌っている姿が増えていったのも印象的でした。

デビュー前の私が歌っている姿を見たことのある人って少ないと思うので、母に連絡して映像を送ってもらいました(笑)。よく映像が残っていたな、と思いましたね。

――映像が終わってスクリーンが上がると、そこには歌う体制万全で構えている亜咲花さんが立っています。客席からはその姿が非常にかっこよく見えたのですが、逆に亜咲花さんはお客さんが見えた瞬間のことは覚えていますか?

「やっと来たか」っていう感覚が強かったです。実は東名阪ツアーのときに歌の部分で結構悔しい想いをしたり、後悔が残ったりしていたんですよ。なので今回は、ツアーでできなかったことを全部やれるようにしようと、強く思っていて。"自分に対してのリベンジ"みたいな部分もありましたね。
○●いち早く「Raise Your Heart!!」を完成させたかった

――それを果たしたライブの1曲目が、発売直前のアルバム『HEART TOUCH』のリード曲「Raise Your Heart!!」でしたね。

セットリストは全部自分で決めたんですけど、歌詞に「君を最高にアゲちゃうから覚悟してね」っていう気持ちも込めた曲だったので、今回のライブにおける挑戦状という気持ちも込めて、1発目に持ってきてみんなをぶち上げさせました。それにこの曲は、「1!」とか「GO!」っていうみんなの掛け声やコールがあって初めて完成する曲なので、「早く完成した『Raise Your Heart!!』を聴きたい!」という気持ちもあったんですよ。でも、MVをフルサイズで公開してたとはいえ、アルバム発売前なのにすごくみんな予習してきてくれて。この曲への愛を感じられて……なかなか貴重な体験をさせてもらいましたね。

――その最高の滑り出しに「Just A Way You Are」が続いた点、二十歳になっても姿勢を変えないという意志表示のようでした。

この曲には「誰に後ろ指さされようと、私はアニソン歌手を目指して進むよ」っていうデビュー前の自分と、「何と言われようと、自分はこのままアニソン歌手人生を貫くんだ」っていうデビュー後の自分とが、ひとつにまとまっていて。おっしゃったような意味も込めたので、みんなにも伝わっていたら嬉しいですね。

――そして、直後の「KILL ME One More Time?」でまたガラッと雰囲気が変わります。

ここからいわゆる"殺人セットリスト"ですよね。私たちもお客さんも、みんな大変なことになってしまうセットリスト(笑)。これを終盤に置くのもアリだと思うんですけど、中盤にアニソンカバーもあったので、ここで畳み掛けておきたいなと思ったんです。それに「KILL ME One More Time?」自体も、本当にいい意味で異彩を放っている曲じゃないですか? いろんな引き出しを見せられる曲でもあるし、この日は照明も含めて演出もちょっとセクシーな感じで……「こういう曲を歌いたい、歌詞を書きたい」って言った1年前の自分に拍手を送りたいですよね。いい歌詞を書いたなぁって(笑)。

●曲ごとの世界観を表現しつつ、アニソン愛からあふれる楽しさ
○●デビュー時から逆算!? カバー曲選曲の秘話

――そして、映像を挟んでからはアニソンカバーを3曲歌われました。こちらは今回は未収録ではありますが、アツい曲揃いで。

ぜんっぜん手加減する気なかったです(笑)。「ダイアモンド クレバス」「God knows...」「SKILL」を歌わせていただいたんですけど、デビュー当時から「20歳になったらたぶんライブをするから、そのときのためにとっておこう」って、逆算して行動してたんです。だから、例えば何かの機会にカバーのご相談をいただいても絶対その曲は歌わなくて(笑)。この日のために何年間も温存していた十八番であり大好きな曲だったんです。

――それを、ついに解禁したのがこのとき。

はい。でも、歌う前に「では聴いてください」って振るのもちょっと違うよなと思ったので、お色直し中にインタビュー風の映像を入れていただいて、その中で「『涼宮ハルヒの憂鬱』がターニングポイントで、尊敬している人はMay'nさん。で、私たちみたいな若手アニソンシンガーがJAM Projectさんのようなでっかい先輩たちの楽曲を歌い継がなきゃいけないんですよ」っていうのをお話ししたうえで、その伏線を回収するかのように「SKILL」が始まるっていう……私もですけど、みんな伏線回収大好きじゃないですか(笑)。

――たしかに(笑)。

それに、ちゃんと選曲の理由も伝えたかったし……この方法またやりたいんですけど、みんなもうこの手法を知っちゃっているから、「何歌うんだろう?」って考えられながら映像を観られちゃうと思うんです(笑)。だからちょっと間を空けて、またやりたいですね。

――アニソンカバー後は、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』の主題歌を2曲続けて歌われました。

『YU-NO』が初めて2クールに渡って主題歌をうたわせていただいた作品だったので、ここは独立させたほうが世界観が伝わると思って、あえてこの2曲だけで終わらせました。ここまで独立させたのは初めてだったので、作品が好きな方には喜んでいただけたんじゃないかなと思っています。

――いずれも歌声や雰囲気で楽曲のミステリアスさを表現しつつ、映像を見るとサビではめちゃめちゃ楽しそうで。

本当は、志倉(千代丸)さんの曲を歌うときって無になるのがポイントなんですよ。感情を込めると世界観に飲まれちゃうので、俯瞰しながら歌わなきゃいけないんですけど……ライブは気分が上がっちゃって、ダメですね(笑)。あの現象不思議だよなぁ。声だけでも口角が上がっているのがわかるぐらい、声にも楽しんで歌っているのが出ちゃっていて。それはそれでライブの醍醐味なんじゃないかな、と(笑)。
○●ファンとともに歩んだこれまでを、改めて実感した大事な2曲

――その後のバラードゾーンでは、初の椅子あり会場でのワンマンなのでお客さんが座っているなか歌うのは初めてだったと思います。そのなかで、ポイントにされたことは?

「Marine SNOW」からの3曲は、バラードコーナーでありつつどの曲も愛や恋について綴っているラブソングコーナーという意識があったので、その最初を飾る「Marine SNOW」にはすごくポイントを置いて、とにかく一言一句伝わるように全部丁寧に歌いましたね。

単語というよりも、あいうえおも一つひとつ余すことなく力を注いでいったので、いちばん神経を使ったのは"殺人セットリスト"よりもここだったと思います。ただ、3曲ともそれぞれ恋や愛に対するストーリーとか背景が全く違うので、なおさら気持ちを込めなきゃ伝わらないとも思っていました。

――そして本編ラストを飾ったのは、「Edelweiss」と「SHINY DAYS」の2曲。

セットリストを決めるとき、真っ先に「歌わなきゃ」と思ったのがこの2曲でした。自分のアニソン歌手としての人生において、いろんなきっかけをくれた曲だから。歌っていると自分自身結構ぐっと来るものがあったのでいつもより力強い歌い方になってしまったんですけど、「楽しくやろう」とは全然意識していなかったのに楽しそうに歌っている自分の姿を見られて何より嬉しかったですし、なんだかほっとしましたね。本当にアニソン好きなんだなって(笑)。

――「Edelweiss」はMC中にお客さんがなんとなく察して、ペンライトの光が白に。

そうそう! 話の内容から、まだタイトルコールもしてないのにみんな準備し始めて(笑)、察する能力がすごいなって思いました。それぐらい私のことを知ってくれているんだな、って。

――それ以外にも、「SHINY DAYS」の落ちサビでも振られる前からお客さんが合唱しだして。

もう、それ感動しちゃって私! 今までは自分のワンマンでも、初めて来てくれた人もわかりやすく楽しめるよう「いくよ!」みたいにちゃんと誘導をするように心がけていたんですよ。でもこの日は、歌っていくうちに「あ、今日はたぶん亜咲花を知らない人いないな」と思ったんです。その現状に、すごく感動しちゃって。

ずっと楽曲を育ててきたことが、ここでやっと報われたという感覚が非常に強かったですね。それに、その部分にちょっと遊び心を入れて、「今日朝ごはん、パン食べた人!」とか区切って歌ってもらったんですけど、そのなかで「18歳のとき、初めてのバースデーイベントに来てくれた人!」って呼びかけもしたんですけど……。

――すごく大きな声が返ってきていましたね。

そうなんです。「この2年間にいろんな出会いも別れもあったし、たぶん少ないだろうな」ってちょっと覚悟もしていたのに、イヤモニを外したら返ってきた声がすごく大きくて! ずっと一緒にこの2年間歩んできてくれたんだなと思ったらめちゃくちゃ嬉しかったし、その他にもたくさんの人がこの2年の間に一緒に歩んでくれるようになったんだなと思うと、「頑張って歌ってきた甲斐があるな」と感じた瞬間でもありましたね。

●想いを伝えたことが生んだ、"奇跡"のはじまり
○●“プロの親"に見守られていた、夢を追いかけていた時期

――本編後、アンコールはドッキリ続きでしたね。まず「終わらない夢」を歌いだそうとした瞬間「HAPPY BIRTHDAY」が演奏されて、崩れ落ちていました。

しかもそれに合わせてピニャータ(※アメリカや中南米で使われるくす玉。中にお菓子などプレゼントを詰め、祝われる人が割って中身を受け取る)が出てきて!

――アルバムのインタビューでは、やりたいこととして話題には出ていましたが。

でもまさかサプライズでみんなとやるとは思ってなかったし、会場に遊びに来てくれていたほとんどの人には馴染みがなかったと思うんですよ。だから私は、これを機にピニャータを広めたいなと思って頑張って叩いたけど……全然割れなかった(笑)。だから来年リベンジしたくて……でも、言っちゃえばホント変わったライブですよね。笑いもあって、泣くし、でも歌も楽しいし。私、そういう唯一無二のライブを心がけているんですよ。

――唯一無二の。

はい。かっこいいMCって誰でもできるじゃないですか? でも私、そのライブのためだけに、自分が思っていないようなことを言うのは違うなと思っていて。唯一無二さって、自分のパーソナルな部分を出してこそ生まれるものだと思うんですよ。

だから、ちょっと面白い映像を入れて、MCで「そういうこと言って大丈夫?」みたいなとっ散らかったことを言うようなところも含めて、亜咲花なんじゃないかなと思うんです。あとは、絶対アニソンカバーをやるとか。この先もそういうスタンスは変えずにずっとライブをやっていきたいなって、この日1日やっていて思いましたね。

――パーソナルといえば、お父様からのバースデーコメントVTRもありました。あのとき初めて明かされたであろう心情も伝えられていて。

はい。私はずっと父が全身全霊で夢を応援してくれているもんだと思っていたんですけど、映像では「夢を応援したいけど、それを止めるのも親の役目なんじゃないか」とも思っていたと言っていて。そういう葛藤に苛まれながらだったことは全然知らなかったので、ぐっとくるものがありましたね。

でも、こっちが「不安にさせちゃうなら諦めようかな」と思わないように、そういう不満や不安を1ミリも感じさせなかったってすごいなと思って……言うなれば"プロの親"ですよね。全力で応援されていると思っていたからこそ、それも自信につながって私は夢だけを追うことができたので。

○●「終わらない夢」で紡いだ想いが、さらに膨らみあふれた瞬間

あと、もう1個じーんときたところがあって。

――どこですか?

初めて父とアニサマを一緒に観に行った年、父に言った「このステージが私の夢だよ」という言葉をです。私はそのとき、応援していたひとりのアーティストさんしか知らずに行ったのに、出ていた方全員を好きになった。私も父もそんなアニサマというライブが好きになって帰っていったんです。で、最初に言ったのが「アニソン歌手になる」より前にそのひと言だったんですよ。

――最初の目標は、そこだった。

はい。そのあとにMay’nさんを見たことがきっかけで、アニソン歌手になりたいと思ったので。もし、私があのときそういう感情になっていなくて、父にその想いを話していなかったらきっと父も違う考え方をしていただろうし。あのとき自分の気持ちを素直に伝えられたというのは、すごく大きかったんだなと思います。

――その映像を経ての「終わらない夢」の歌唱中には、感情があふれた場面もありました。

この曲の歌詞には、自分がワンマンだけではなく他のイベントなどでも感じた「奇跡と奇跡が重なって、ひとつの未来が生まれるんだな」という気持ちを言葉にしているんですけど、父の手紙を通じて、本当に一つひとつの奇跡が重なって自分が今このステージに立てているんだなというのを感じたうえで歌い始めたからかもしれません。しかも次に歌う曲が「Open your eyes」だったので、デビューの頃も思い出しちゃって。

――どんなことを思い出されましたか?

アニソン歌手になってすぐの頃は業界の友達もいなかったし、親も芸能界の事情がわかるわけじゃないから大きな相談事もできなかったし、今のマネージャーさんもいなかったから頼れる人が本当にいなかったんです。でも今はもし泣いても、その涙を拭ってくれる人がいるんですよ。それは親はもちろん、マネージャーもファンもいるし、業界内の友達もすごく増えたからひとりで悩みや不安を抱えることがなくなった。

だから、「頬を伝うこの涙を 君が拭ってくれたんだ」とか「やっと気づけた もう1人じゃない」っていうフレーズですごいじーんときちゃって。涙を拭ってもらったことで初めて「ひとりじゃないんだ」って気づけた瞬間のことを考えたら、もう涙が止まらなくなっちゃいました(笑)。

――その「Open your eyes」でこの日までの集大成と成長を最後に見せて、今後への期待も持たせて終える姿、非常にかっこよかったです。

でも、まさかこんなに盛り上がる曲になるとは思ってなかったです。それこそこの曲も、サビのカウントダウンを「一緒に数えてー!」みたいに言わなくても、みんな自然と一緒に数えてくれるようになったんですよ。ミステリアスなEDMなんですけど、デビュー曲なのでみんなと盛り上がりたくて、この4年でたくさん歌わせていただく間に、自分でサビのコールポイントを作って、育ててきて、それがようやく花を咲かせたのを感じましたね。

●これからも唯一無二の、"亜咲花のライブ"を作っていきたい
○●母の反対も、この日につながる"奇跡"のひとつ

――さらに今回、特典映像も収録されるとのことですが。

はい。ライブのリハーサルとか、当日のゲネプロでは母も出てくるんです。「SHINY DAYS」のラララのところをバンドメンバーとリハーサルするとき、ただやるだけじゃつまんないなと思って、「関係者の人ー!」とか遊びながらやっているなかで、母がゲネプロを観ていたから「じゃあ、亜咲花のママー!」とか言って客席に降りていって歌わせて(笑)。でも母に言われましたもん。「もっと上手に歌えばよかった。あそこだけ録り直ししてもいいですか?」って。ホント、ユニークな人なんですよ。

――たしかに(笑)。

父は映像で出ていましたけど、母は私のMCとかでしか出させてあげられなかったから、亜咲花ファミリーをでしゃばりすぎずいい具合で出してあげられたのは嬉しかったですね。でも、私がアニソン歌手になることをいちばん反対したのは、母だったんですよ。

元々「プロゴルファーになりたい」って言ってゴルフも習わせてもらったし、「通訳になりたい」って中高一貫の国際校に通わせてもらった。たぶんいちばん私が振り回したのが母だから、きっと「どうせまた、すぐ夢変わっちゃうんでしょ?」って思っていたはずなんです。だから、母を説得するためにオーディションを受け始めて、カラオケ大会に出て実績を残そうとし始めたんです。それこそもっと本格的に説得したいと思ってボイトレのスクールにも通い始めましたし。

――お父様が探してくれたという。

そう。でも元々は説得材料のためだったものが重なってデビューできて、自分ももっと歌が好きになって……となっていったので、もし母が反対してなくて全部夢を応援していたら、自分の実力を過信してボイトレに行くこともなかっただろうし、反対されたからこそ燃え上がった気持ちが夢に繋がったんだろうし……たぶんひとつでも抜けたら実現しなかった。

ほんとにすごい奇跡の重なりだなと思っています。だから今回、子供から大人になる瞬間にたくさん親への気持ちを伝えなきゃと思って、特別にMCでも家族への感謝の気持ちを多めに言わせていただきました。きっと、自分は何十年もアニソン歌手として歌っていくと思うんですけど、この映像はたぶんいつ見てもうるっとくるんじゃないかな。

――最後に、ちょっと気が早いとは思うんですが、もし次ワンマンをやれるとしたらそこでやってみたいことは?

またイスがある会場で……次はホールでやりたいですね!今回は"感動"っていうストーリー込みで満足いただいていたと思うので、今度はストーリー抜きでひとりのアニソンアーティストとして歌で勝負して、みんなを満足させるというところにポイントを置きたいです。でも「大人になったから」って変にマジメすぎるライブになるのではなく、さっき言ったように唯一無二の、「亜咲花のライブはこうだよね」っていう定義をどんどん作っていきたいですね。

○●亜咲花 20th Birthday Live ~EVE~

発売日:3月25日
価格:5,000円(税抜)
【収録曲】
1.Opening
2.Raise Your Heart!!
3.Just A Way You Are
4.KILL ME One More Time
5.Round of new thing
6.Unfulfilled Butterfly
7.MC
8.この世の果てで恋を唄う少女
9.神の数式
10.MC
11.Marine SNOW
12.CITYSCAPE
13.My Love
14.MC
15.Edelweiss
16.SHINY DAYS
17.アンコール映像&MC
18.終わらない夢
19.MC
20.Open your eyes
特典映像:ライブ舞台裏映像(須永兼次)