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ミシェル・オバマ元大統領夫人、自宅待機の人々に「1人ぼっちではないことを忘れないで」

2020年03月25日 11:42  Techinsight Japan

Techinsight Japan

ミシェル夫人「自分自身に優しく接して」とも(画像は『Michelle Obama 2019年11月18日付Instagram「Today I stopped by @politicsprose, a local bookstore here in DC, to celebrate the one-year anniversary of Becoming.」』のスクリーンショット)
このほどミシェル・オバマ元大統領夫人がSNSを更新し、自宅待機中の今、個人がコミュニティーに対して貢献できることを提案した。「あなたは決して1人ぼっちではない」「自分に優しく接して」と呼びかけるミシェル夫人には、「アメリカが今必要としているのは、こういうリーダーシップ」「同じアメリカ人女性としてあなたを誇りに思う」といった声が多数あがっている。

ホワイトハウスを去ってからもその人気は健在で、現在は講演や執筆など多方面で才能を発揮し、精力的に活動を続けているミシェル・オバマ元大統領夫人。現地時間22日には自身のSNSに優しい色使いのイラスト入り画像を複数アップし、このようにメッセージを綴った。

「この数週間、多くの人々にとって恐ろしく、そして困難な時間が続いています。私達は今、起きているこの現状を打破する明確なロードマップを持ち合わせておらず、そのことが人々に不安や孤独、恐怖を募らせています。」

「両親や子供達、また大切な人達の健康や安全、家族の経済的安定―現在、あなたがどんな不安を抱えているにせよ、決して1人ぼっちではないということを忘れないでください。ソーシャル・ディスタンシングの最中ではあるけれど、手探りしながらこの“ニューノーマル”に一緒に適応していきましょう。」

ミシェル夫人は続けて、気持ちがまいってしまった時は女友達への電話で元気を取り戻せたり、地域コミュニティーとの関わりを密にすることで連帯感や強さを実感することができる―と自身の経験をシェア。さらにハイリスクの人々や高齢の隣人に食料品を届けたり、昼夜を問わず任務に従事する病院や消防署の職員に地元レストランのテイクアウトを差し入れるなど個人レベルでできる様々な貢献方法を、SNS上にてイラスト入りでシェアした。

「たまには休んでもいい、ということも忘れないで。自分自身にどうか優しく接してください。必要ならログオフすること、可能であれば休憩を入れること、そして助けが欲しい時は周りに声をかけることもね。」

そのように綴ったミシェル夫人の投稿には、

「優しい言葉の数々に、荒んでいた心が和みました」
「あなたこそ、真の“ファーストレディー”です」
「アメリカが今必要としているのは、まさにこういうリーダーシップ!」
「同じアメリカ人女性としてあなたを誇りに思います」

など多数の称賛コメントが寄せられている。

画像は『Michelle Obama 2019年11月18日付Instagram「Today I stopped by @politicsprose, a local bookstore here in DC, to celebrate the one-year anniversary of Becoming.」、2020年3月22日付Instagram「These past few weeks have been scary and difficult for many of us.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)