リサーチ・アンド・イノベーションは3月23日、直近1週間にマスクを購入できた流通チェーンを発表した。調査は同社運営の家計簿アプリを通じて、登録されたレシート情報などを元に実施した。
3月16~22日の間に、マスクが購入された店を店舗形態別にみると、1位の「ドラッグストア」(およそ1300個)が大差を付ける結果になった。次いで「コンビニエンスストア」「スーパー」(各およそ400個)が続いた。
「セブン」「ファミマ」など大手コンビニも在庫確保に健闘
このほかは「ディカウントストア」(およそ150個)、「専門店」(およそ100個)など。Amazon、楽天といった「ECサイト」はほぼ0個に近かった。
チェーン展開している店名別にみると、ドラッグストアの「ツルハドラッグ」(およそ170個)が1位に。次いで、80~100個の間に「セブンイレブン」「ファミリーマート」「ドラッグスギ」「マツモトキヨシ」といったトップ5が入り、コンビニチェーンも在庫確保に健闘している様子がうかがえた。
昨年12月以降のマスク購入数の推移をみると、1月18日付近に山が動き始め、同30日に一気にピークへ。一時、同18日以前の10倍近い購入数に達した。2月以降も、普段の2倍近くの購入数を推移しているものの、供給が間に合わないためか1月末ほどの購入数に達している日はなかった。