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27歳デザイナーが新ブランド「コグノーメン」立ち上げ、イギリスとサッカーの要素をストリートウェアに

2020年03月21日 19:02  Fashionsnap.com

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2020年秋冬コレクション ルック画像 Image by: COGNOMEN
大江 マイケル 仁が、メンズブランド「コグノーメン(COGNOMEN)」を立ち上げた。7月末から展開をスタートする。

 国内ブランドで生産管理やセールスを担当してきた大江は、現在27歳のイギリスと日本のハーフ。コグノーメンでは、自身のルーツでもある「イギリス」と幼少期から夢中になって打ち込んだという「サッカー」の要素を落とし込んだストリートウェアを展開する。ブランド名はラテン語で「愛称」を意味し、愛着を持って愛称を付けてもらえるような服作りを行っていく。
 デビューとなる2020-21年秋冬コレクションは、自身が昨年に訪れたナイジェリアで見たピンクやレッド、ブルーを基調としたカラーパレットで構成。前職でニットの商品企画を担当していたこともあり、ブランドの強みとしてあげるニットは、小学生の頃の背番号「11」をあしらい、ナイロン糸を混ぜることで光の当たり方で光沢感が変わるアランニットをはじめ、ブランド名と「11」の文字を生地を3層に重ねることでエンボス加工のような風合いに仕上げたプルオーバーなどを展開する。そのほか、1936年のベルリンオリンピックでの西田修平選手と大江季雄選手の「友情のメダル」をイメージしたチャームが付いたシャツや、ブリティッシュストライプのリバーシブルハリントンジャケット、裏地にフリースを施したセットアップなどをセットアップなどを製作した。価格帯はコート6万9,000円、ニット2万9,000円~5万8,000円、ジャケット5万9,000円~6万2,000円、パンツ3万2,000円~4万4,000円、シャツ3万1,000円~3万9,000円、ロングポロシャツ2万円、ロングスリーブTシャツ1万3,000円、Tシャツ7,800円、ハット1万3,000円、アクセサリー1万3,000円~1万9,000円(全て税別)。
>>「コグノーメン」2020年秋冬コレクション全ルック
 まずは卸先を増やすなどブランドの基盤作りに注力する予定で、今後について大江は「コラボレーションなどでサッカーと関わる仕事ができれば」とコメント。ファッションショーの開催も視野に入れているという。
COGNOMEN:公式インスタグラム