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“隠れARMY”のヒカキン、BTSとの夢のコラボが実現する可能性は?

2020年03月21日 07:01  リアルサウンド

リアルサウンド

動画サムネイルより

 YouTuberのヒカキンが3月18日に投稿した動画で、アメリカ・ニューヨークで韓国の男性ヒップホップアイドルグループ・BTS(防弾少年団)のメンバーと間違われたことを明かした。


(参考:小学生が好きなYouTuberランキング2020、ヒカキンが3年連続の第1位! まいぜんシスターズが3位に急浮上


 BTSといえば、3rdアルバム『LOVE YOURSELF 轉 ‘Tear’』がBillboard 200で、アジア圏出身者として初の1位を獲得するなど、世界的な人気グループとして知られている。


 そんなBTSにヒカキンが間違われたのは、2月に仕事で5日間ニューヨークに滞在し、最終日に日本へ帰ろうと空港で手続きをしていた時のこと。荷物検査としてボディチェックを受けていたヒカキンは、担当の保安検査員から突然「オーマイガー!」と驚かれたらしい。保安検査員が目を丸くしたのは、高級時計コレクターでもあるヒカキンが、ダイヤモンドを散りばめたお気に入りの一本を腕に巻いていたから。


 なお、この時のヒカキンは、ボタニカル柄のパーカーに色の入った眼鏡、茶髪という風貌。こうした派手な佇まい、そして高級腕時計から保安検査員は、この目の前のアジア人がただ者ではないと直感したに違いない。しかも、その時はちょうど、BTSもニューヨークに訪れていたタイミング。そのため、BTSメンバーの顔をよく知らず、現地に来ていることだけ耳に入っていたと思われるその保安検査員は、ヒカキンに向かって「Are You BTS!?」と尋ねてきたのだという。


 この検査員の問いかけは、他の検査員にも伝播。「BTS?」「BTS?」と辺りがざわつき始めたようで、ヒカキンは「その時の僕は、『うれしい!こんな経験初めて! 世界の大スターに間違われた』っていう気持ちだった」と笑顔で振り返った。


 ヒカキンが大喜びしているのは、単にBTSが世界的スターだからではない。実は彼も隠れた「ARMY」(BTSファンの愛称)の一人なのだ。


 ファンになるきっかけは、2017年末に放送された音楽特番『MUSIC STATION SUPER LIVE 2017』(テレビ朝日系)。同番組に実兄のセイキンと出演したヒカキンが、出番待ちの時、たまたま近くにいたBTSに挨拶をしたところ、2人だけのために音楽番組やコンサートでやるような挨拶をメンバー全員で実演してくれたのだとか。さらに、リーダーのRMは「知っています」とヒカキンの存在を認知していたらしい。これらの出来事に、ヒカキンはいたく感動したようだ。


 『Mステ』での共演以来、「ここまでエンターテイメントの世界で成功したアジア人はいないんじゃないか」という思いもあって、BTSの動画や楽曲をチェックするようになったというヒカキン。2018年4月には、自身のTwitterに「BTSの握手会ハズれた」と悔しがるつぶやきをしているあたりに、その熱中ぶりがうかがい知れる。


 今でこそオールジャンルYouTuberとして活躍するヒカキンだが、もともとの出自はヒューマンビートボクサー。それに過去には、エアロスミス、NE-YO、アリアナ・グランデら世界の有名アーティストとコラボした実績もある。今回のようなラブコールをヒカキンが送り続ければ、いつしか、ヒカキン×BTSの夢のコラボが実現するかもしれない。