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クリス・マーティン、自宅からのライブ生配信にファン感激「こんな時期にありがとう」

2020年03月19日 13:12  Techinsight Japan

Techinsight Japan

クリス・マーティン「家にいることは、正しいこと」とも(画像は『Coldplay 2020年3月16日付Instagram「#TogetherAtHome Chris played a mini gig at home earlier today on IG Live.」』のスクリーンショット)
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、世界中でコンサートの中止や延期が発表されている。自宅待機を余儀なくされたり、外出禁止令が出ている国もあるなか、コールドプレイのフロントマン、クリス・マーティン(43)が自宅からアコースティック・ライブを生配信した。

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クリス・マーティンは、Global Citizen(グローバル・シチズン)とWHO(世界保健機関)によるバーチャルコンサート「Solidarity Sessions : Together, At Home」のキックオフとして、コールドプレイのインスタグラムからライブパフォーマンスを配信した。

バーチャルコンサートは新型コロナウイルス感染拡大のため「社会的距離(Social Distancing)」をおく対策が進められるなか、世界中の人々を団結させて「WHO」への募金を促し、「COVID-19 Solidarity Response Fund(新型コロナウイルス連帯対応基金)」をサポートすることを目的にローンチされた。6億7500万ドル(約722億円)を集めることを目標としているという。

クリスは現地時間16日にインスタグラムでライブ配信を行い、ピアノの前に座りながら世界中のフォロワーに向けてこう話しかけた。

「家にいることは、正しいことだよ。それからトイレットペーパーを買い過ぎないこともね。」

コールドプレイのメンバーは現在、それぞれが別の国に滞在しているそうだ。30分にわたるライブ配信でクリスは自身の生活やコールドプレイでの経験を語ったほか、ファンからの質問やリクエストにも応じている。

自宅スタジオからのライブパフォーマンスは、コールドプレイの代表曲『A Sky Full Of Stars』のアコースティックギター・バージョンから始まった。

「この曲を初めてバンドのメンバーに披露した時、ドラマーのウィルが“まあ、良いんじゃない”と言ったのが理解できると思う。だって、実際に良くなかったから。」

次に視聴者から続々と届いているリクエスト曲を読み上げた。

「トラブル! ビバ・ラ・ビダ! どんどん来るなあ。新曲があるんだけど、言っちゃいけないんだ。」

そしてリクエストが多かったコールドプレイの初期代表作『Trouble(トラブル)』と『Viva La Vida(美しき生命)』をピアノに合わせて歌った。さらに『Green Eyes(グリーン・アイズ)』をアコースティックギターとともに歌い、視聴者に向けてデビッド・ボウイの『Life On Mars(ライフ・オン・マーズ)』のピアノレッスンも行った。

この配信の間、クリスは世界中のフォロワーに温かなメッセージを贈り、このように呼びかけた。

「僕達はみんな、ひとつのファミリーだよ。誰もが皆のために祈ってる。そう願うよ。」

ラストには『0(Fly On)』をピアノに合わせて歌い、配信を終了した。

ライブ配信が終わった後も、世界中のファン達からこのようなメッセージが続々と届いている。

「誰もがパニックになって恐れている時、彼が歌で癒してくれた。こんな素晴らしいことができるのは、クリス・マーティンだけだ。本当にありがとう。」
「クリス、君はなんて素晴らしい人なんだ。励ましてくれてありがとう。素晴らしい日になったよ。やはり、コールドプレイは僕のお気に入りのバンドだ。今のクレイジーな時期に、ファンを気遣う君の深慮深さは驚くべきことだよ。皆様の安全を祈ります。ドイツから、ありがとう。」
「ありがとう、クリス。この時期に世界のあちこちで待機している人達に話をして、特別な歌を歌ってくれた。これって本当に特別なことで、感謝しています。本当にありがとう。」

なお現地時間17日には、クリスの友人であるミュージシャンのジョン・レジェンドが「Solidarity Sessions : Together, At Home」の第2弾となるライブ配信を行った。クリスはジョンがライブ配信をする前日、「演奏するのに花火を必要としない、本物のピアノプレイヤーを見ることができるよ」と伝えていた。



画像は『Coldplay 2020年3月16日付Instagram「#TogetherAtHome Chris played a mini gig at home earlier today on IG Live.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)